愛し合う男女がするセックスを出来るようになった夫婦
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結婚して17年、妻は4歳年下で38歳です。
私は妻が3人目の女性です。初体験は大学1年の夏休みで、ご主人が単身赴任の40歳の人妻でした。
2人目は大学3年の終わり頃で、相手は27歳のOLさんでした。お恥ずかしい話、私はパッとしない大人しい男でして、2人の年上の女性に体を玩ばれただけで、恋愛をしたわけではありませんでした。
就職してすぐに職場で出会ったのが妻です。高校を出たばかりの妻は、銀縁のメガネをかけた内向的な女性で、雑用係でした。服装も地味で、存在感がありませんでした。
新人の私と妻は末席で、お互い新人ということで何かと一緒に行動していると次第に友達のようになって、ゴールデンウィークに遊ぼうという事になり、地味にドライブに行きました。それが交際の始まりだったように思います。
私達は、どちらからも告白していません。何となく彼氏彼女がいることを誇らしげに思う気持ちが一致していることにお互い気付いて付き合っていたように思います。
なので交際宣言は一切無いままデートを繰り返し、梅雨が明けたころ、ドライブの途中で冗談っぽく、でも心はドキドキでラブホの前に停車して妻を誘いました。
妻は肯定否定の意思表示をしなかったので、そのままラブホへ入って、初めてキスをして、初めて妻と結ばれました。妻は私が初めてでした。
正直な話、私は妻がたまらなく大好きということはありませんでした。かと言って、妻は決してブスではありませんで、見た目は地味ですが、ラブホのバスルームから出てきた時、メガネを外して髪をポニーテールに結んだ妻は文学少女のような真面目で清廉なイメージでした。
そんな私達は、燃えるような恋愛を経ることなく回りから地味カップルと言われながら、一緒にいると居心地がいいので私25歳、妻21歳という若さで何となく結婚しました。
いくら地味カップルでも若い男女が一緒にいればセックスはしますし、結婚後は膣内に射精しましたので妊娠しました。
妻の妊娠を知った同僚に、
「ちゃんとスルことはしてたんだねー」
と言われたように、私達夫婦がセックスするイメージが沸かないとまで言われていました。
実際、私達のセックスは、クンニ5分、フェラ1分、挿入しても妻は吐息混じりに小声で喘ぐだけで、私も10分としないうちに果てていました。
セックスは溜まった精液を出す手段で、夫を射精させるために夫専用の女性器を差し出すのが妻の役目とお互い感じていました。
ところが、妻が28歳になって子供が幼稚園にいくようになったら、妻は園児の父親に人気があって、保護者会の飲み会にしつこく誘われていました。
内向的な妻は飲み会に参加するようなことはありませんでしたが、同じ頃、デパートに買い物に行って、私が子供達の面倒を見ていたら、妻がナンパされているのを見てしまいました。
そうなんです、私は見慣れていましたが、妻は年を重ねるごとに綺麗になっていったのです。
若い頃は地味でしたが、それは三十路に近付くにつれて年相応になっていったのです。
事実、その頃から「綺麗な奥さんですね」と言われるようになりました。
私という人間は勝手なもので、妻が他の男に言い寄られたら嫉妬して、妻が綺麗だと気付かされたらとても抱きたくなりました。
それまで言ったこともない愛情表現を口にしたら、妻は嬉しいといって涙ぐみました。
そこで私は、綺麗な妻が他の男に言い寄られているのを見て焦った事や、妻の女性としての魅力に気付いた事を正直に話しました。
夫婦の営みが変わりました。妻がのた打ち回るまでクンニを続けるようになり、妻のフェラにはとてつもない愛情を感じるようになり、挿入すればお互いの性器が融けるほどに求め合い、妻は快感に体をくねらせるようになりました。
あんなに淫らな妻を見たのは初めてで、愛し合う男女がするセックスを30歳過ぎて初めて知った思いでした。
妻も「そこ、気持ちいい」などと所感を言うようになり、積極的に快楽を得ようとしています。
そして、妻は28歳になって初めて逝きました。逝く事を知った妻は、腰を動かして当たり所を調整して、逝くために激しく乱れるようになりました。
妻が初めて逝ってから10年、私達の営みは生理の時を除いてほとんど毎日です。
夫婦仲も、結婚した時よりも愛情に溢れています。
同僚達も、まさか地味カップルが淫乱な営みを繰り広げる夫婦になっていようとは考えもつかないと思います。
成り行きで何となく結婚した私達ですが、今は結婚して本当に良かったと思う毎日です。
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