【レズ小説】消えた女生徒と囚われの女刑事
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「…」
聞こえるのは吹雪の音と薪の爆ぜる音のみ…。
そんな山荘の中、桃華はゴトゴトとソファを揺らしながら暖炉の近くへ移動した。
汗が流れ、鼻で呼吸を繰り返しつつ桃華は勢いを付けてソファごと倒れた。
「ングウウッ!」
痛みと衝撃で苦しみつつ、桃華は後ろ手に暖炉の薪を指を伸ばした。
『桃華さん…』
梨緒が見守る中、桃華が汗だくになってソファの縄を焼き切る事に成功した。
「ぷわっ梨緒ちゃん!」
桃華に自由にされ、梨緒はようやく窮屈な格好から解放された。
「桃華さん…」
「無事やったんやね。ほんま良かったわ」
桃華に抱き締められ、梨緒は心底安心することが出来た。
『良い匂い…凄く落ち着く…』
「梨緒ちゃんに何かあったらウチ…」
桃華の言葉にドキッとした梨緒が顔を上げる。目の前に潤んだ瞳の桃華の顔があり、目が合った理緒はドキドキする鼓動を心地良くさえ思った。
「桃華さ…」
「梨緒ちゃ…ン」
2人が唇を重ねたのは至極自然だった。
まるで申し合わせたかのように唇がピッタリと吸い付くように重なり、そして桃華の舌が利緒の口内に滑り込んだ。
「ン…ムフウ…」
ピチャピチャと音を立て、2人は唇を決して離さなずに求め合った。
『逃げんとあかへんのに…なのに…駄目やわ…止まらへん』
『何も…何も考えられない…気持ち良い…気持ち良いよう』
2人は捕われである事を忘れているかのようにお互いを貪った。
「あ…」
暖炉だけが灯りの暗い部屋の中、その暖炉前で桃華と梨緒は服を脱ぎ捨てていた。
梨緒に圧し掛かった桃華の手が梨緒の胸の膨らみに乗せられる。
「ん…」
「心配いらしまへん。ウチに委ねて…」
「桃…華…さん…んあ」
「綺麗やわ…火の明かりが肌に映って…ああ素敵やわあ」
桃華は梨緒の乳房の周囲を指で優しくなぞった。
「んはあっ」
梨緒はそれだけで下半身がジンジン痺れ、膣が潤っていくのを感じた。桃華に触れられた個所が激しく反応し、梨緒はフカフカのカーペットの上を身を捩ってもがき出した。
「んはぅっもっ、桃華さ~ん…きゃはうっ!」
「梨緒ちゃん!梨緒ちゃんもっと!もっとウチを感じとくれやす!」
桃華は梨緒をガバッと抱き締め、そのピチピチの肌を舐め回した。
「桃華さ…はうああああ~っ!」
「ああああああ~っ!」
2人は身体を仰け反らせて身悶えた。絶叫が部屋の中へこだまし、梨緒と桃華は汗だくの身体を重ねた。
「も…桃華…さん…」
「す…すご…かった…どすえ…」
ギュッと抱き合い唇を重ねた2人は、やがて心地良い疲労とお互いが側にいるという安堵感で眠りについた。
『ずっと…このまま…で…』
凄い二人組だこと!(*^o^*)