ナルシストな変態ストーカーにファーストキスを奪われる災難が併発したクビ宣告された日
この記事の所要時間: 約 6分41秒
はじめに謝っておきます。
すごく長くてすみません。
あれは、2ヵ月ほど前の事…
契約社員として事務の仕事をしていた私。
もう契約の更新はできないと宣告された…簡単に言えばクビって事。
あの時は、契約の更新はできないと宣告されて、ショックを受けて、精神的にも参っていたのだろう…
周りの事なんてよく見えてなかったし、冷静な判断もできなかったんだ。
あの日、仕事を終えた私は、いつものように自転車に乗って、家に帰ろうとしていた。
その途中一人の男性が、私に声をかけてきたの。
「あの…今何時ですか?」
ただ時間を聞かれただけとしか思わなかった私は、自転車を止めて、身につけていた腕時計で時間を確認して伝えました。
「あ、ありがとうございました。」
男性はそう言って微笑んだ。
「いえいえ」
私そういって、その場を去ろうとしました。
すると「待ってください」
男性は私の事を引き止めました。
『何?まだ何かあるの?』
そんなことを思っていると、
「いや~よかったぁ~やっと話しかけられた」と、男性は嬉しそうに言いました。
私にしてみれば、『はぁ?何言ってるの?』って感じです。
そしてその男性からは、思いも寄らない言葉が…
「僕ね、ずっと君の事見てたんだぁ~毎日ここを自転車で駆け抜ける君を見て、かわいいって思ってた…」
な、何?何?何なのこいつ?いきなり何を言い出すの?
何が何だかわけがわからなかった私は、頭がパニックで、何て言葉を返せばいいのかわからなかった。
すると男性は、「今時間ある?どこかでお茶しながら話がしたい」と行ってきた。
これはやばい、危険だ…
パニックになりながらも、身の危険を感じた私は、「ごめんなさい、急いでいるので、ムリです」と言った。
すると男性は、「ダメ?ちょっとだけでもダメ?」と言って、私の手を触った。
「ごめんなさい、用があって急ぐんです…悪いけど帰らないと…」
私はそういって、男性から逃れようとした。
すると男性は、「じゃあ仕方ないね、お茶はあきらめるよ…でもさ、5分だけ、5分でいいから僕に時間をちょうだい」と言ってきた。
普通に考えれば、5分だけなんてウソ、私を引き止める為の口実に過ぎない…冷静に考えればわかるはずだった。
でも、仕事の事で色々あって、精神的に参っていた私は、冷静な判断が出来ず…
なんでもいいからこの男性から逃れたい…それしか考えてなくて、5分だけ、5分相手をすれば解放されると思ってしまい、「5分だけなら…」と言ってしまった。
そんな事を言われれば、男性のテンションが上がらないわけはなく、「やった~あそこで腰掛けて話そう」と、嬉しそうに言った。
私も男性も自転車に乗っていたため、人の邪魔にならないところに自転車を止めて、場所を移動した。
あたりを見渡せば、住宅街ではあるものの、外は人気のないところだった。
男性は、田んぼの脇にある低いブロック塀を指差して、「ここに座って」と指示を出す。
私は言われたとおりにブロック塀に腰掛ける。
すると男性は「かわいいね、世界一かわいい…僕はそう思うよ」と言った。
「はぁ~」
私は何も言えず、苦笑いするしかなかった。
そんな私の顔色を伺うこともなく、男性は一方的に思いを伝えようとしてくる。
「僕、君に会えてすごくうれしい…ずっと話がしたいと思っていたからさぁ~声かけることが出来てうれしいんだ」
ずっと見てたか知らないけど、私はあんたのこと、一度も目にしたことないし…
心の中ではそんな事を思っても、口に出しては言えない私…怖くて怖くて、男性の顔を見ることも出来なかった。
すると男性は、私の目の前に立ち「好き…」と言って、私にキスをした。
そのキスは、舌が入ってきそうなほどの勢いで、私は「ん~!!」とうなって、抵抗し男性を押しのけた。
そして口元に手を当てて、嫌な顔をして男性の顔を見る。
すると男性は「初めてだった?」と聞く。
「うん」
私は生まれて1度もキスした事はなくて、これが初めてのキスだった。
すると男性は「急にこんな事してごめんね、びっくりしたよね」と言って私の肩に手を置き、もう一度キスをしようとしてきた。
「いや~」
私は目をつぶって抵抗した。
そんな私に、男性はこう言った。
「ごめんごめん。僕君が好きだから…キスは好きって気持ちを伝えるのに大事な行為で、好きな気持ちを伝えるのにはキスが1番だからさ…」
はぁ~?好きな気持ちを伝える為にキスをする?大事な行為?
なに訳わかんないこと言ってるのよ、私生まれて1度もキスした事ないの、これがファーストキスだったのよ?
それをこんな見ず知らずの変な男に奪われるなんて…
私はそんな事を思い、判泣きになっていた。
そんな私の顔を見た男性は、「ごめん…びっくりさせちゃってごめん」そう言って私を抱きしめた。
でも、いや~やめて~なんて声には出せず、黙って抱きしめられるしかなかった。
すると何も言わないのをいい事に、男性の行動はエスカレートし、私の耳を舐めはじめた。
いや~キモイ~思わず声を出しそうになった。
しかし、ふと見た視線の先には、小学生ぐらいの子供が遊んでいるのが見えた。
私達には気付いてないようだが、今声を出したら確実にこっちを見るだろう、そうなったら何て思われるか…
そう思ったら、声を出しちゃいけないって思ってしまい、ぐっとこらえた。
気を良くした男性は私にこんな要求をした。
「ぎゅってして、僕の腰に手を回してぎゅってして」
正直言って嫌だったけど、ここはひとまず言うとおりにしよう。
機嫌を損ねさえしなければ、無事に開放してもらえるだろう…
そう思った私は、言われたとおりにぎゅと抱きしめた。
「ありがとう…うれしいよ」
男性はそう言うと、私をまたブロック塀に座らせた。
そして私を見つめて、「本当にありがとう」
そう言って、座ったままの私に抱き付いてきた。
それから、抱きついたまま抵抗できない私の太ももを触りだし、股に手を滑らせて触りだしたのだ。
って言っても、普段から自転車通勤している私は、パンツスタイルでズボンをはいていたので、触られたと言っても、ズボンの上からですが…
さらに男性は、感じるだあろう女性のあそこ(ま○こ)を触って、「ここ弄ると、気持ちよくなるんだよ~」っと言った。
さすがに、座って足は閉じた状態で、ズボンの上からあそこを触られても、全然ま○こにはあたっておらず、気持ちよくなることはなかった。
しかし、男性は手を止めようとはしないで耳元でこう囁いたのだ。
「今度、ここ(ま○こ)舐めてあげるよ」
いやぁ~キモイ…変な目で私を見ないで…もうやだ、はやくこいつから逃れたい…そう思った。
すると男性は「すっかり暗くなっちゃったね。」
そう言って、カバンからケータイを取り出した。
何?何?ケータイを取り出したと言う事は、まさか…
「また会いたいからさぁ~連絡先教えてよ。君ともっと話したし、あげたい物もあるし、デートしようよ」
思った通り、男性は私に連絡先を聞いてきた。
ってか、連絡先教えてはともかく、あげたいものあるし、デートしよう…って、私達付き合ってないし、いいって返事もしてないし…ってか付き合う気もないし…
おかしいでしょ?何なんだこの展開は…って感じだった。
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