友達の母さんに欲情した少年
この記事の所要時間: 約 3分32秒
5.交際
「ママ、悠斗が来るから紅茶とコーヒーよろしく!」
美香が帰ってくるなり玄関で大声をあげ、二階へ駆け昇っていく。
「何時くらいに来るの?」
文恵の問い掛けはドアのしまる音とドタバタと響く足音でかき消される。
「もぅ、、、」
文恵は苦笑いと共に溜息を吐き、洗濯を取り込む手を止めた。
”美香ったら・・・”
ここ最近の美香の浮かれた調子に、若い頃の甘酸っぱさを思い出しながらお茶の準備を始めた。
火に掛けたやかんがピィーとなるのと同時に、玄関のチャイムが鳴り響く。
「はぁ~い」
文恵の声と同時に階段を駆け降りる音が響く。
「今開けるから!ちょっと待って!!」
美香が浮かれた声を発しながら、文恵の目の前を横切った。
「どうぞ!ほら早く!」
美香が満面の笑みを浮かべ、悠斗を招き入れる。
「悠斗君、いらっしゃい」
文恵の微笑みに、悠斗ははにかみながら頭を下げた。
「お邪魔します、、、」
「美香?今日も宿題?」
「何だって良いでしょ、、さっ、悠斗早く!」
「あっ、、、うん、、、」
「ママ、お茶よろしくね!」
「はいはい、、」
バタバタと駆け上がっていく二人を見送り、文恵はキッチンに戻った。
「あ~っもぅ解んない!」
美香はシャープペンシルをテーブルに放り出し、大きく伸びをした。
「大体、aとかbとかXとかYとか、、、何なの?!」
「aとbは係数で、、、」
「だから、それがどうしたっていうの?」
「どうしたって、、、」
美香は嬉しそうにテーブルに肘を付き、悠斗の顔を覗き込む。
「ねぇ、悠斗ってそんなに勉強ばっかりして楽しいの?」
「楽しいわけじゃ、、、」
悠斗は美香の視線から目を逸らし、解きかけのノートを見つめた。
「ねぇ、キスしようか?」
「、、、えっ!?」
目を大きく見開いた悠斗に美香は照れ臭そうに小さな声で続ける。
「もう、皆してるって、、、」
「あっ、、でも、、、」
「、、、、、」
美香は無言で目を瞑り、悠斗に向って唇を差し出した。
「えっ、、あ、、、」
「、、、もぅ、、早く、、、」
「あっ、、、うん、、、」
どうしていいか分からずに悠斗は目を瞑る美香の唇に、自分の唇を押し付けた。
「んっ、、、」
美香の口から吐息が漏れる。
「ふふふっ、、、」
美香の微笑みに悠斗は慌てて唇を離す。
「えっ、、、?」
「ううん、、」
美香は顔を赤くしながら首を横に振る。
「どうしたの、、?」
「ん、、ファーストキスだなって、あと、悠斗の鼻息が、、、」
美香は嬉しそうに俯き、上目遣いに悠斗の顔を伺った。
「だって、、、」
鼻息と言われ急に恥ずかしくなり悠斗は顔を赤くして俯いた。
「あっ、、そういう意味じゃなくて、、嬉しくて、、、」
「うん、、」
「ねぇ、悠斗。もう一度、、、しよ、、?」
「うん、、、」
ゆっくりと重ねた二度目のキス。
緊張で感じなかった美香の唇の柔らかさと、ほのかに甘い香りに悠斗は興奮した。
「んんっ、、、、」
美香の唇を唇で噛むと、美香が甘い吐息を洩らす。
トントン
「お茶ですよ~」
ノックと同時にドアが開き、二人は慌ててテーブルに向った。
「ママ何!?」
赤い顔で美香が振り向き、悠斗は俯いた。
「何って、紅茶とコーヒーよ。持ってきてって言ったじゃない」
「あっ、、そっか、、、ありがとう、、、」
「あっ、すいません、、、」
俯いたまま返事をする二人に、文恵は無言でお茶を置いた。
「あまり遅くならないようにね、、、」
二人の雰囲気に釘をさすように言い放ち、文恵はドアを閉めた。
その日以降、夢の中の文恵は軟らかさく濡れた唇で責め立て、悠斗は夜中に汚れたパンツを持ち洗濯機に向かうようになった。
妄想小説ながらエロいっすw
なんか読みにくかった