職場で嫌われ者のお局様に気に入られたオレ
この記事の所要時間: 約 4分23秒
【投稿者名】エッチな名無しさん 【性別】男性 :2016/09/12 05:54:45
ウチの職場は製造業が盛んな東大阪にある大きな部品工場で、検査係に女性が8人居てる。そこで主任をしている自分が彼女達の管理係。
その中に38歳独身のおばさんが居るのだが、その人が一番の古株で10年以上勤務しており、自分より7歳年上で先輩。確かに仕事も出来る。
このおばさん、頻繁に飴やお菓子を差し入れてくれたり、新人に対して根気強く教育したりと根は悪い人ではないが、いかんせん古株ゆえか、自分も含む年下従業員や年上でも後から入って来た人に対して物の言い方や態度がなんとなく高圧的。
噂によると昔は長いスカートを履いたスケバンだったらしく、元々そんな性格なんだろう。
その反面立場が明らかに上の人には気持ち悪いくらい媚びるので、周囲も悪い人では無いとは思っているものの、あまり好かれてない。
そんな性格だから嫁に行けず売れ残ったんだとみんな陰口を叩いてる。
オレが仕事の指示を出すと自分のイヤな事はなかなか引き受けないし、反対にオレに指示をしだして何かを手伝わせたりコキ使ってきたりと、とにかくめんどくさいババアなのである。
オレが主任に昇格して1年くらい経った辺りからようやく慣れて来て、おばさん相手にも物怖じせずにツッコミ返したりする様になったり、イジリまくる様になった。周囲からもあの人に強いのはお前だけだと言われるまでになった。
そんなある日、パートで若妻の新人さんが入って来た。オレがおばさんの前でその新人さんに、
「この人厳しいし、ウルさいババアやから気ィ付けや~(笑)」
と冗談交じりに言った。
オレはおばさんの事は他の人ほど嫌ってないが、時々めんどくさい事を言ってくるので、ついつい日頃から毒を吐いてしまうのだ。
たださすがに毒がキツかったのか、おばさんがマジな顔で
「アンタがそんな事言うから私また嫌われるやん!」
とキレ気味に言ってきた。
これにはオレもやり過ぎたと反省し、後でチョコレートを差し入れて謝った。
「○○さんゴメンやでー。ほらこれでも食べぇな。」
「ホンマ、アンタは……(怒)私かってキズ付くんやで!」
「ゴメンって~。まあそんな怒りなや。」
「チョコレートくらいで許す思うなよ!」
「ゴメンゴメン」
オレの謝罪も照れ臭いのもあって軽いからなかなか許してくれない。
休憩時間、喫煙所で一人タバコを吸うおばさんに
「まだ怒ってんの?なあ?」
「………」
やっぱりどうしてもからかい気味に行ってしまう。
「泣いてんの?(笑)」
「ホンマしばくで」
「ゴメンってホンマにマジで」
「全然反省してへんやろ!アンタホンマ性格悪いな!」
「○○さんには負けるわ!」
こんな返しをする時点でやっぱり反省が足りないオレ。
「もうエエわ…」
冷めた顔をしたおばさんにやっとマジで怖くなり
「ホンマゴメンなさい。週末メシおごるから…な!ホンマ機嫌直してえな。」
「何連れてってくれんねん?」
「何や、行くんかい!」
「は?おごる言うたんアンタやろ!」
「ほな何食べたいん?」
「焼鳥!」
「ハハハ、焼鳥な。」
「約束やで!」
「分かった分かった!」
こうしておばさんと2人きりで焼鳥に行く事に。
焼き鳥屋にてグビグビとビールを飲むおばさん。運転があるオレはちっとも飲めない。焼鳥屋ではおばさんの愚痴をたくさん聞かされたが、まあまあ楽しく過ごす事が出来、おばさんを車で家まで送る。
しかし、おばさんの家の近くまで来て腹が痛くなって来た。
食べ過ぎと冷たい物を飲み過ぎたせいだろうか。
「アカン、めっさ腹痛い…」
「ウチのトイレ貸したるわ」
「ゴメンやで」
一人暮らしのおばさんのマンションに上がってトイレを貸してもらう。
オレはそれだけで帰るつもりだったが・・
「ウチで飲んで行きぃよ。」
「え?」
「まだエエやろ?」
「うん、まあ…」
そういって冷蔵庫から缶ビールやチューハイを出してくれる。
「冷蔵庫、酒ばっかりやん(笑)」
「一人暮らしなんてそんなもんやでー」
「酒飲んだらオレ帰られへんやん。」
「そん時は寝て行ったらエエやんか」
まあいいかとおばさんの家でチューハイを頂く。
程よく酔いが回ったおばさんはオレに説教してくる。最初は素直に聞いてたが、だんだんめんどくさくなる。しつこい説教にホンマにめんどくなって来たので横になって寝ようとした。
するとおばさんがオレに乗り掛かって来て
「話、最後まで聞け!」
「重いわ!」
「アンタホンマ私の事、女扱いせえへんな!」
「そんな事ないて」
「私かて一応女やで!」
そう言うとおばさんがオレの唇を奪いにきた。
テンパるオレ。
そんな事御構い無しにオレの口に舌を入れてヤラしいキスをしてくるおばさん。何分もずっと舌を絡められた。
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