自分を略奪しに来たドSで可愛い職場のコ
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次の週末から、彼女は通い妻のごとくウチに来るようになった。
料理も洗濯も本来の妻が居ない分、全て代わりを務めてくれた。
いや、むしろ妻は家事がそんなに得意では無かったので妻以上にやってくれたのだ。
体の関係も当然の様に毎週あった。
ある時はドSに、そして又ある時は甘えて来る彼女に翻弄され、妻がノイローゼで実家療養している事もすっかり忘れてしまうほど彼女にハマってしまった。
そんな生活が3カ月ほど続いたある日、コトが済んで寄り添いながら寝ていると彼女が聞いてきた。
「ねぇ、奥さん帰って来ないの?」
「さぁ、分かんねえな。電話もLINEも日を追う毎に寄越して来なくなったし。」
「別れないの?」
「う~ん……」
さすがに即答が出来ない自分。
「アタシと奥さんと、どっちと暮らす方が楽しい?」
「そうだな…やっぱ今が一番楽しいな。料理も洗濯も嫁以上に完璧にしてくれるし、毎週エッチも出来るし…」
「奥さんとはエッチ無かったの?」
「もう何年もして無かったな。」
「ふ~んそうなんだ…」
自分の頭の中に彼女との再婚がよぎる。
「アタシ、お嫁に行けるかな…?」
「うん… え?誰か貰ってくれる人が居るのか?」
「………この家の…嫁…として」
改めてそんな事を言われると心臓がドキドキして来た。
自分の心では完全にこっちの彼女に行っていたのだ。
しかし、妻には離婚の話なんてした事がない。
見た目もタイプで、家事も妻より出来て、歳も妻より大分若くて、SEXも毎週ある。
本当は彼女と再婚したい。
しかし、やはり自分も鬼にはなりきれず、妻の事も気にかかるが、目の前の彼女を手に入れたくて遂に、
「ま、待ってくれ。近い内に離婚の話をする。嫁さんには精神的な面を考えて、俺と暮らすより実家で暮らした方がという方向へ持って行くから、離婚が成立したら俺の奥さんになってくれ!」
思いっきって言ってしまったのだ。
愚かなもので、そう言ってしまうと途端に妻の事が気になるがもう後には引けない。
「本当?!ねぇ!ウソじゃないよね?」
「ああ、離婚成立までしばらく待ってて」
「アタシ、アタシ信じて待ってて良いよね?」
「うん…」
しかし心の中は不安で仕方なかった。
本当に彼女とこれから先も上手くいくのか?慰謝料を請求されたりとか、離婚そのものが成立するのか?
不安は尽きない。
1~2週間は経っただろうか、遂に決心して、こちらから妻に電話をし離婚を切り出した。
「精神的な面を考えてこのまま離婚した方が良いんじゃないかと思ってさ。もうそっちで暮らす方が良いだろ?」
すると妻はしばらく黙り込み、鼻をすする様な音が聞こえてきた。
帰ってきた返事は涙声で
「ゴメンなさい。本当にゴメンなさい…でも貴方と暮らしたいの。私のワガママでこんな事になって…迷惑掛けたけど、別れたくはないの。」
その言葉に自分も涙が出て来た。ヤバイこのままでは負けてしまって離婚出来なくなる。
「いや、でもな、そっちの実家も遠いし、いつ帰って来るかも見えないし。精神的にはどうなんだ?やっぱそっちに居た方が気楽なんじゃないのか?」
「うん…確かに…でも近い内に帰るから。ねっ。」
「いや近い内にって言ってもさぁ…ムリして又、実家に戻るとかじゃあなぁ。」
「あ、他に好きな人でも出来たんでしょ?」
女の勘は鋭い。
「い、いや違う」
「ウソ!何カ月も連絡無かったし、おかしいと思ったのよ!」
「おまえこそ何一つ連絡もして来なかっただろ!そんなに帰るつもりだったんならLINEくらい送ってこれるだろうがよっ!」
「貴方、必死に怒るなんてやっぱり…」
そんな時だった、不倫相手の彼女が合鍵で家に入ってきた。
「ねぇ、買い物行こうよ…」
彼女が普通に話し掛けて来た。
焦る自分はヤバイからあっち行けとジェスチャーをする。
彼女も電話中に気付き向こうに行ったが、既に手遅れで妻に気付かれた。
「貴方やっぱり女が居るんでしょ!正直に言いなさいよ!」
「違う違う妹だよっ!」
「妹さんなら電話替わって!声聞けば妹さんかどうかぐらい分かるわよ!ほら替わって!」
「い、いや…アレ?外に行ったかな?」
焦りに焦って冷や汗が出る。
不倫がバレての離婚と、バレずに離婚するのとでは慰謝料の問題に発展するので大きな違いだ。
「本当に妹さんなの?ねぇ答えなさいよ!」
「だから言ってんだろ!」
こちらも逆ギレで返すしかない。
「分かったわ。長い間放置した事は私が悪かったわ。それは素直に謝る。本当にゴメンなさい。もう来週そっちに帰るから。ちゃんと部屋片付けといてくださいねっ!」
「え…?マジかょ…」
「分かったわね!散らかってたら承知しないからねっ!」
そう言われて電話が切れた。
電話が済み彼女が戻って来た。
「今の電話ってまさか奥さん?」
「うん…」
「え?バレた?ひょっとして」
「ヤバかった。何とか誤魔化したけど…」
「マジ?ヤバくない?で、何て?」
「来週こっちに帰って来るって」
「え?離婚は?切り出したの?」
「切り出したけど…別れる気はないって」
「じゃあアタシをお嫁に貰う話は?」
「も、もう少し時間掛けないとな…」
「時間掛けるって、でも帰って来るんでしょ?帰って来たら離婚とか無くなるんじゃないの?」
「まあ、そんな事言ってもさ…」
「もう良いじゃん!言っちゃえば良いじゃん。アタシの事!他に好きな女居るからって言えば良いじゃん。」
「バカ、そんな事言ったら慰謝料どんだけ請求されっか分かんねえぞ。それに下手すりゃ嫁はそっちにだって請求出来るんだからな。」
「え?マジ?」
顔色が急激に曇る彼女。
「そらそうだろ。不倫なんて相手も共犯者扱いだからな。慰謝料ウン百万とかいう話にもなるんだよ!」
「ウワッ…じゃ、じゃあ良いわ。もう良いわ。結婚してくれなくていいから…」
「おいおい待てよ!」
「来週奥さん帰って来るんでしょ。鍵も返すから…」
そう言って合鍵を置いて彼女は帰って行った。
翌日、職場で彼女にもうしばらく辛抱してくれと訴えるが、取り合って貰えない。
しかも、「もういいから、アタシの事はほっといて!奥さんと仲直り目指しなよ」
完全に突き放す態度を取られた。
彼女にいくらLINEを送っても既読すら付かない。
職場で話し掛けてもスルー。
昼食時も近くに座ってもあからさまに逃げられて会話すらしてくれない。
数週間、完全に彼女からスルーされる日々を経た後、職場の別の人から彼女が会社を辞めると聞かされた。
もう無視されるのを分かって話し掛ける勇気すら出ない。
たまにすれ違っても目を逸らされる。
彼女が退職するまで結局言葉を交わす事など一切無かったが、最後に元気でやれよと声を掛けてみたが、振り返る事もなく彼女は会社を去って俺の夢物語は幕を閉じた。
その後、未練が残るのがイヤで彼女の連絡先は削除し、一緒に写った写メも消した。
でも後日、一枚だけ彼女の写メが消し忘れてたのに気付いたが、この一枚だけは楽しかった想い出として消さずに置いてある。
その後、幸い妻とはやり直す事が出来、今に至る。
私は、72歳です。今年の7月に老人会で、伊豆に旅行に行きました。私は、旦那を亡くしてからは、一人暮らしで、私の家では、踊りの練習場です。その中の人が、好きになり、老人会に一緒に行くことになりました。私は、その人と、同じベッドで、寝ました。私は、黒の下着をはき、垂れたオッパイを吸われた時は、声を出してしまい、汚いのに下も舐められて、びっしょりになり、私達のエッチを写真で、撮られてしまい、大変な事になりました。