昔は、兄妹の恋愛って気色悪いと思ってた
この記事の所要時間: 約 12分53秒
590 名前:えっちな21禁さん :04/07/27 23:35 ID:K42Ppkyz
昔は、兄妹の恋愛って気色悪いと思ってた。
でも、実際に自分がその立場になると違うって事が徐々にわかってきた。
そして今では相思相愛。
思い出すよ、突然の妹のキス。
妹が学校でいじめられた日から始まるんだけど俺と妹が休みの日に
親に頼まれて一緒に買い物してるとこを妹の同級生に見られた。
それがクラス中に知れ渡って、俺と妹は付き合ってると噂で持ちきりになったんだ。
妹が否定すればするほど奴らは面白がって色々と言ってくる。
これが元で妹は不登校になった。
今思えば笑い話だよな。
漏れのクラスにも話は入ってきたけど別にいじめとかならなっかたもん。
「おめぇ~昨日とデートしたんだって?」
「デートじゃないねーよ、いつもの如く荷物持ちだよ」
「妹に持たせるんじゃ兄貴失格だもんな」
俺のクラスではこんなもんだった。
あいつが不登校になって3~4日過ぎた頃だっけな、妹の担任が家にやってきた。
その場に俺も呼ばれた。
先生は、クラス全体でで話し合いしようと提案する。
しかし妹は拒む。
最後に先生は「明日、学校で待ってるからね」と家を後にする。
翌朝、一緒に登校。
でも妹は俺から距離を取って歩く。
やがて学校についた。
少し離れたところから妹のクラスを覗く。
確かに言われてるようだ。
特定の子、まーグループって奴?が妹に話しかけてる。
昼休みになって、さっきの妹のクラスが見通せるとこに行く。
またさっきのグループに絡まれてる。
話し声まで聞こえないけど、どうやらコイツらが元凶らしい。
もう辛くなったのか、妹が泣きながら教室から飛び出てきた。
後を追って腕を掴んだ。
妹は俺の顔を見るなり抱きついて泣きじゃくる。
落ち着かせて話を聞いた。
どうやら全員って訳じゃなくて4~5人の女子からイジメられてるらしい。
俺はそれだけ聞くと妹をその場を置いて妹のクラスに行ったんよ。
これが不味かった。
若気の何とかってやつね。
漏れは妹のクラスに入るなりいじめてるグループのボスの名前を大声で呼んださ。
みんな驚いてクラス中が静まりかえってたけ。
んで、その子が返事したんで一発喰らわせたのよ。
床に倒れて泣いてるボスを子分達が「大丈夫?」とか聞きながら俺のことを睨みつけて最低だか何だか言ってたっけ。
よく覚えてないけどさ。
そんでも俺の怒りは収まらなかったんだな。
今度は床にいる奴らに向けて手当たり次第に力任せに机や椅子を投げつけた。
そーこーしてたら先生が何人も来て抑えつけられて引っ張られるようにして職員室に連行されたわ。
その後は、当事者全員と俺の親や相手の親が学校に呼ばれて話し合いをして全員和解した。
相手のグループのみんなは大した怪我なかったけど、ガラスや机などを結構壊してて弁償したなぁー。
で、その夜さ。漏れが親に怒られて、ふてくされて漏れの部屋のベットに寝転がってると妹が入って来た。
「さっきはありがとう、お兄ちゃん」
「もうこれで大丈夫だろ」
「うん、でもお兄ちゃんは大丈夫なの?」
俺は笑いながら言ったんよ。
「別に俺なんかどうでもいいよ、大丈夫だろー」と。
そしたら妹が漏れの上に覆い被さって泣きだした。
「おっ、おいっ!離れろって」
慌ててると、妹の顔が目の前に来て一言。
「お兄ちゃん….」
そのまま抵抗する事も出来ずに妹に唇を奪われた。
あの時は、ただビックリして漏れはどうすることも出来なかった。
妹は唇を離すと、はにかみながら部屋を出てった。
漏れは唇を指でなぞりながら天井を眺めていた。
すまん、昼飯喰ったら眠くなったんで休憩しますわ。
初キッスしてから妹がベッタリするようになった。
学校で会うとウインクされたり、同級生にわからないように軽く手を振ってくれたり。
彼女でもないのにベタベタされるのは気持ち悪かったな。
正直言ってウザかった。
漏れの頭の中では兄妹で付き合うてのが信じられなかったからさ。
そんな状態がしばらく続いた夜に漏れさ妹に言ったんだ。
「お前、俺にくっついてるとまた勘違いされて前みたくなっちゃうよ」
そしたら妹はビックリする事を言ったな~。
「うん、いいもん!」
「いいもんって、お前何考えてるんだよ、俺達は兄妹だぞ?」
「それに俺は迷惑なんだよ、恋人でも何でもないのによー」
「もう二度とベッタリしたり変な真似すんじゃねーぞ」
妹は泣きながら部屋を出てってしまった。
ちとキツく言い過ぎたな、あん時は。
それから妹が暗くなったのは言うまでも無い。
あの日から妹の笑顔や明るさが消えた。
漏れも妹の気持ちがわからず、心配になってたんだ。
そんな矢先、お袋に言われたよ。
「最近、あの子元気ないけど何か知らない?」って。
漏れは「何で俺が知ってなきゃいけないんだ?自分で聞けばいいだろ」と言ったら
「お母さんが聞いても何でもないから心配しないで」みたいな事を言ったんだと。
そんで学校着いたら様子見てきてって言われた。
午前中の休み時間に妹のクラスが見える所に行ったんだ。
一人で本を見てる。
友達が話し掛けると笑ってるだけど何か違うんだよなーホントに笑ってるように見えないんだ。
昼休みにも行った。
すると妹の姿が見えない。
クラスの子に聞いたら保健室との事。
具合でも悪くなったのか?
続けて言われた。
「先輩、妹さん何かあったんですか?」
「なんで?」
「最近、一人でいる事が多いし、声をかけても元気ないし、何か悩んでいるみたいで心配です」
俺に思い当たる節は、あの晩の出来事。
まさかな…俺から冷たくされたからか?
そんな事を考えながら保健室に行った。
先生に事情を話すと以前から保健室に来てたとの事。
そして「放課後に話したい事があるから来なさい」と言われ教室に戻った。
放課後、保健室に行くと妹の担任も待っていた。
妹は帰宅したらしい。
細かくやりとり書くと長ったらしいので要約するね。
・妹に優しい言葉を掛けてあげなさい。
・今まで通りに接してあげなさい。
んで漏れも相談したよ。
そしたら先生が笑いながら言うんだ。
・妹は漏れに甘えたい。
・漏れに対し唯一安心感を持ってる。
(思春期で大人に対する反抗期だけど歳も近く身近にいる存在)
ここは言葉を濁したが
・先の出来事で守ってもらった。これからも守って欲しい。
・恋愛感情を持ってる?芽生えた?
正直ビックリしたわ、女心なんて知らなかったから。
そんで家に帰ってお袋と親父に今日の出来事を暴露したわ。笑
そしたらお袋は「二人だけの兄妹なんだし女の子なんだから優しくしてあげなさいよ」と親父と結婚する前の話を交えながら
諭されたよ。
親父は「あいつの恋人相手になってやれば」と笑いながら言う。
漏れはどうしたらいいもんか?
悩んだなぁ…。
とりあえず、今までのことを謝ろうと思い妹の部屋に行った。
ノックせずに扉を開けたんだ。
妹は机で何かしてたみたい。
ビックリして机に寝そべるような形で何かを隠す。
「どうしたんだよ?」
「ノックくらいしてよ」
「あぁーごめんごめん、ちょっといいか?」
「うん…なに?」
漏れは今までのことを謝った。
そして今まで通りに接して欲しいと話した。
「あたしこそ、お兄ちゃんの嫌がることしてゴメンなさい」
ようやく妹の顔に笑顔が戻った。
良かった..と安心してると、いきなりワンワン泣き始めた。
なぜだか、わからなかったけど妹の側に行って「どうした?」と訊ねると急に抱きついてきた。
妹は声にならない声で鼻水出しながら言ったよ。笑
「あたし、おにいちゃんに嫌われたかと思ったんだ」
「でも良かった。ホントに今まで苦しめてゴメンねゴメンね」
「これからも、こんなあたしだけどよろしくね」
漏れ、釣られて泣いてしまった。笑
「俺こそ冷たくしたりしてゴメンな」
兄妹揃って泣くなんて初めてじゃなかったかな。
互いに抱きしめてたよ。
親も影で見てたけど、お袋は泣いてたみたい。
少しして、二人とも泣き止んでさ漏れ妹に聞いたの。
「さっき隠したのは何?」
「あれは…」
「いや、言いたくなかったら言うな」
妹が紅潮して下を向いてしまった。
「見たいの?」
「見せてくれるなら見たいよ」
「絶対誰にも言わないでくれる?二人だけの秘密にしてくれる?」
「うん、言わないよ」
「じゃぁ見てもいいよ」
それを手に取ったときだよ。
何の絵柄か忘れたけど可愛らしいノートだった。
いかにも妹の世代が使いそうなノート。
「ダメ!やっぱ恥ずかしい」
「うん、わかったよ、見ないよ」
そうして俺は自分の部屋に戻ったんだ。
夜も11時を回って寝ようとした時だった。
「お兄ちゃん、入ってもいい?」
「どうしたぁ?」
「さっきのノートなんだけどさ…まだ見たいって思ってる?」
「お前が見せてくれるなら見せてほしいけどさ」
「じゃぁ見せてあげる…あたしが出てったら見てね」
こう言うと、おやすみと言い残しノートを置いて出てった。
どれどれ…消した電気を点けてノートを開いた。
それは妹が中学に入ってからの日記だった。
帳面の半分を少し超えたあたりまで書いてあったかな..。
内容は、あんまり覚えてないから記憶に残ってる部分だけ。
・妹が初潮を迎えたこと。←これはなぁ…。
・英語の先生を好きになったこと。
後に結婚してることを知り失恋!?
・小六の時に告白された男の子から再告白されフッた事。
・学校のプール話(ポロリ)。←これかなりワロタ。でも書くと妹に悪いから止めとく。
・俺を好きになったこと。←これを書くべ。俺の記憶と日記帳の記憶を辿って書いた。
あまり鮮明じゃないけど…。
7月?日・天気??
今日、お兄ちゃんが私の教室で大喧嘩した。
この前、お兄ちゃんと買い物をしてたところを由希??(由美)ちゃん達に見られて学校でブラコンって言われて辛かったんだ。
全然違うのにさ。
昼休みにも言われたんだ。
辛くて学校から帰ろうとしたらお兄ちゃんに掴まれて全て話したんだ。
そしたら、お兄ちゃんすごい怖い顔してどっか行っちゃった。
後を追いかけるとあたしの教室からお兄ちゃんの怒鳴り声が聞こえた。
うーん…思い出せないので….
——-中略——–
先生や千佳??ちゃんたち、みんなのお母さんが会議室に呼ばれた。
お兄ちゃんの目は千佳ちゃんたちを睨みつけてる。
渡辺先生(妹の担任=女)が、経緯を説明してる。
その時、お兄ちゃんが立ち上がって先生に怒鳴った。
「おい、それ違うだろ、こいつら(千佳ちゃんたち)がありもしない噂で妹を苛めたからだろうがよー違うか?あぁ?」
——中略——
お兄ちゃん、あたしのことを必死にかばってくれてる。
その時、私を苛めてた一人の子が泣き出して謝ってくれた。
そしてみんなもごめんなさいと謝ってくれた。
お兄ちゃんだけが納得してない様子で、俺にも謝れと言ってる。
千佳ちゃんたちは、お兄ちゃんにも謝った。
お兄ちゃんは今にも立ち上がって千佳ちゃんを殴りそうだよ..。
「もう二度とこんなマネすんなよ、またやったらタダじゃすまねーぞ」
次に、お兄ちゃんを抑えていた本田先生(漏れの担任=男)にも俺を殴った事を謝れよと言ってる。
本田先生が謝った時だった。
「テメーこの野郎なめてんじゃねーぞ」
お兄ちゃんは本田先生を殴ってしまった。
慌てて、お母さんやあたしや他の先生が止めに入る。
本田先生は口から血が出てる。
お兄ちゃん、やり杉だよー。
迫力ありすぎ。
見てて怖い。
普段はあんまり怒らないけど、いざ怒らせると人間ってあんなに変わるのかしら?
それにしてもカッコ良かったな…お兄ちゃん。
(*^o^*)←こんなイメージの絵が書いてあった。
暴力は嫌だけど、こんなにあたしをかばってくれたお兄ちゃん。
必死に守ってくれたお兄ちゃん。
初めてみたよ、ありがとうお兄ちゃん。
これからも、あたしに何かあったら守ってね。
あたしの王子サマ。
今からお兄ちゃんの部屋に言ってお礼を言ってきます。
翌日の日記。
昨日あれから、お兄ちゃんの部屋に行ったんだ。
そうしたらベッドで、寝っ転がっててホッペをさわりながら痛そうな顔してた。
本田先生に殴られたのが痛いんだろうなぁ….。
あたしが「さっきは、ありがとう」って言ったら「もう大丈夫だろう?」って。
あたしは「うん…でもお兄ちゃんは大丈夫なの?」って聞いたらニコっと笑いながら
「別に俺なんかどうでもいいよ、大丈夫だろーキャハハハー」だって。
お兄ちゃん…受験で内申書の事を心配してたのに自分を犠牲にしてあたしを守ってくれたんだ。
嬉しくて涙でちゃうよ。
恥ずかしいな..見られたくないよ。
お兄ちゃん、大好きだよ。
あたしもお兄ちゃんを守ってあげたくなっちゃった。
あたし、お兄ちゃんの胸に飛び込んで泣いちゃった。
そしてお兄ちゃんの顔を見たらキスしちゃいました。
生まれて初めてのキスはお兄ちゃんでした。
ルンルン。
急にキスしちゃってごめんね、ダーリン。
—–終了——
翌日、土曜日。
つーか、漏れ禿しく寝不足。
日記を何回読み直したことか…。
妹と会った。
「おはよう」
「あっ…お兄ちゃん、おはよう…日記読んだ?」
「うん、全部読んだよ、何回も読み直した」
「そ…そうかぁ…」
「お蔭様で寝不足だけどな。笑」
妹、りんごホッペでフリーズ。
「可愛いよなーこいつ」って思ったよ。
漏れ、ツンツンと突いてやったけ。
妹が「もぉーっ」って怒る顔も可愛いもんだ。
いつもように朝飯を喰って、いざ出陣。
「なぁー学校一緒に行こうぜ」
「えっ…だって」
「何も心配なんかねぇーよ、また言われたらブン殴ってやるから」
それからは一緒に通ったなぁ。
卒業まで8ヶ月かぁ..。
周囲からは「付き合ってんじゃねーの?あいつら」みたいな事を言われたけど「何、喪前焼いてんの?」とか言ってみたっけ。
誰も俺や妹を苛める香具師はいなかったけ。
これは後々にわかったんだけど、妹ってクラスの中じゃモテル存在だったらしい。
これが一連のイジメにも繋がってたんだろうな。
そんで兄貴は言うと…orz
さて131の続きを書くとするか。
押入れ探して見るかな…日記あるかも知れん。
うーん、ダメだ。
思い打線。笑
その後覚えてる出来事でも書こうか。
・夏休み
妹と二人きりで新幹線乗って田舎に行ったな。
2泊3日。
これが一番長い旅だった。
・田舎の部屋で風呂は別々だったけど、一緒に寝たよ。
腕枕してやった。
この間までランドセルしょってたけどこちらに顔向けてるんだわ。
寝顔みるとドキドキする。
キスしなかったけど、妹の唇を謎って漏れの唇でなぞった。
間接キッスってのだな。
二日目の夜だよ。
雷が凄いんだわ。窓の外は雨が叩きつけてる。
「ゴロゴロゴロォー」
妹が抱きついてきた。
妹のオパーイが密着した。
なんかマシュマロみたいな感じだった。
・海水浴
漏れらが行った田舎ってさ、近くに海あるんだ。
そこで初めてみた妹の水着姿。
スクール水着以外で見たのは初めてだった。
中一で、あのオパーイは大きいと思った。
谷間が股間を刺激したよ。
痛かったわ。←意味わかるか?爆
・冬休み
受験で忙しかったけど、スキー行ったな。
一緒の乗ったゴンドラ。
赤いホッペが可愛い。
妹は、よくすっ転んでいたっけ。笑
生傷絶えずだな。
・初詣
妹は何を願ってたんだろう?
はぐれないように手を握って離さなかった。
女性の手って冷たくてフワフワしてるんだよな。
「あけましておめでとう、今年もよろしくね」と言われてチュとされた。
漏れもチュをしてあげた。
んで、漏れ公立高校に通ったんよ。
入学当初って同じ中学の香具師しか知り合いって居ないじゃん?
漏れの高校には同じ中学から20人近く来たんよ。
そんで、漏れは同級生の女と一緒のクラスになったんだわ。
最初は恋愛感情は沸かなかったけど一緒に登下校してた。
買い物もしてたよ。
そいつは特に可愛い訳でもないし普通だったかなー。
でもな….。
この後事件勃発。
漏れ、生まれて初めて妹以外から告白されたんよ。
相手はさっきの同級生。
いやービックリした。
この記事へのコメントはありません。