家出したらお姉さんに拾われた萌えエロ話
この記事の所要時間: 約 7分22秒
ファーストキスだ
とか
思う間もなく
お姉さんの舌が口の中に入ってくる
生暖かい別の生き物が
滑りを立てて侵入する
動く度にそれは音を発して
俺とお姉さんがつながっていることを証明した
舌と舌が絡んで
お姉さんの舌が口の中の全てを這う
横も
舌の裏も
上も
歯も
口の切れた痛みも忘れて
ただ侵されることに集中した
これ以上ない幸福が詰まっているような気がした
お姉さんの手が俺の右手に触れて
指先ですっとなぞる
それは手から全身に電流を流して
意識が更に拡散していく
手を握られる
俺も握り返す
お姉さんが手をどこかに連れていく
そこで離される
合図だと思ったから手を滑らせる
初めて触る、女性の胸
舌がすっと引いていって
お姉さんが視線を合わせる
「ええよ?」
小さな吐息に混ざった声で
俺の消し飛んでいたと思われる理性が外れた
胸
柔らかな、胸
手の平いっぱいに感触を確かめるため
ゆっくりと揉んだ
手の中心部分にお姉さんの突起があって
それは揉むとかイジるとかよりも
舐めたり吸ったりしたい気分が勝る
でも、揉む
だって揉むとお姉さんが
声を殺して息を吐く
「ん」
それを俺が見つめていると
恥ずかしそうに視線を逸した
「見んといてや、年下に感じさせられるんなんて恥ずいわ」
胸の内で想いが強まる
何度も何度も
お姉さん
って呟いた
胸の内で
想いが深くなって
俺の方からお姉さんにキスをした
とても綺麗で
とてもかっこいいお姉さん
そのお姉さんが俺にキスをされて小さな声をあげる
とても愛らしくて
とても可愛いお姉さん
胸を弄られながらキスをされて
だんだんと体温が上がっている気がした
でも、どうしたらいいんだろう
俺はまだ経験がない
エロ本の知識しかない
それは基本的に間違っているとみんな言う
だから下手なことはできない
突然だった
突然股間に衝撃が走った
お姉さんが握ってきたのだ
生で
「年下にやられっぱなしは性に合わんわ」
俺が覆いかぶさっていた体勢をぐるりと回して
お姉さんが俺を覆う
布団はずれてはだけたお姉さんの服
綺麗な胸があらわになっていた
「なあ、気持ちいい?」
お姉さんの細長い指が俺のを握って
微かに上下へと動き始めた
気持ちいいに決まってる
けど気持ちいいなんて言えるはずがない
俺はどういう対応をしていたのだろう
気持ちいいけど恥ずかしくて
その顔を見られるのが嫌で背けてたのかもしれない
ちらりと横目でお姉さんを見ると
うっすらと笑みを浮かべて
楽しそうに俺を眺めていた
「なあ」
耳元で囁かれる声
俺はそれに弱いのか脳がくらくらと泳ぎだす
「気持ちいいやろ?」
問われて、答えられるはずがないのに
つい口を出てしまいそうになった
お姉さんは変わらず手を動かしていて
でもそこに痛みはなく
ただただ気持ちいい
「言わんとやめるで?」
その言葉を聞いて凄く胸が苦しくなった
やめないでほしい
ずっと続けてほしいくらいだ
やめないでください
息も絶え絶えに発する
「なんかいった?」
お姉さんの手が止まる
「やめないで、ください!」
ええこやな、とお姉さんはつぶやいて。
俺の首筋をすっと舐める。
その右手はまた動き始めて
上下だけではなく
先端を凝らしてみたり
付け根を押してみたり
さっと指先でなぞってみたり
性的な快楽以外のものを感じていたような気がした
「ぬるぬるしたのでとんで」
お姉さんの言葉に耳が犯されることは
「かわいいなあ、君は」
本来なら性行為の補助であるはずなのに
「ここ、こんなんにして、気持ちいいんやろ?」
それが快楽の全てである気がした
「気持ちいです」
「もっとしてほしい?」
「もっとしてほしいです」
「もっと気持ちよくなりたいん?」
「なりたいです」
「お願いは?」
「お願いします」
「足らんなあ」
「お願いします!」
「どれをどないにしてほしいん?」
「僕のを、お姉さんの中に、お願いします」
「……なんかいうた?」
「僕のを! お姉さんの中に! お願いします!」
「ええこやな」
お姉さんの声が遠ざかっていく
どこに行ってしまうんだろうと不安になって目で追うと
お姉さんは
俺のそれを口の中に収める
じゅるり
と奇妙な音を立てながら
ぐじゅぐじゅ
といやらしい音を立てながら
「だ、だめ」
「ん? どないしたん?」
「イキそう、です」
「ええよ」
俺が嫌だった
現時点で既に人生の幸運を全て使ってしまったような状況だけど
でも、一番の目的がまだだったから
「い、嫌だ」
「ほら、だしや」
お姉さんの涎に塗れたモノを手で上下に動かしつつ先を舌先で舐めながら
お姉さんは俺を嬉しそうに見詰めた
「嫌だ、でちゃい、ます」
言ってもお姉さんはやめてくれない。
嫌だと言いながらも俺は激しく抵抗しない、できない。
「お願い、お姉さん、やめて」
お姉さんはじいっと俺を眺める
俺をじいっと観察する
声を殺して息が漏れた
下腹部に集まった大量の性欲が
意思と無関係に発射される
体の中心が割られたような衝撃だった
一人じゃ味わえない快感だった
お姉さんは俺の液体から顔を背けずにいた
快楽の余韻に浸りながらお姉さんを見ると俺の精液でどろどろになっていた
「いっぱいでたな」
言うと、お姉さんは再び性器に口をつけ
舐め取るように、吸い上げるように綺麗にしていった
それは気持ちよさよりもくすぐったさの方が上だったけど
なによりも心が満たされていった
「ほな、お風呂はいろか」
「先入っとって。すぐ入るから」
言われて、シャワーを浴びる。
湯船のお湯はまだ半分ぐらいしか溜まっていない。
シャンプーで頭を洗っていると電気が消える。
「入るでー」
速攻で足を閉じてちむぽを隠した。
「さっきあんなんしたんに見られるの恥ずかしいん?」
けたけたと笑うお姉さん。
「髪洗ったるよ。手どかし」
言われるがままに手をどかし
お姉さんにシャンプーをお願いした。
内心未だにどきどきしっぱなしだったけど
それ以上に俺は後悔していた
だって、もうできるチャンスはないだろうから
お姉さんとできるチャンスを俺の逃したのだ
「流すでー」
人に頭を洗ってもらうのは気持ちいい
流されて、溜まった湯船に二人して使った
「どやった?」
「なにがですか?」
「言わんでもわかるやろ」
「お姉さんってSですよね」
「君はMやろ?」
「みたいですね」
ごぼがぼごぼ
お湯に隠れたいけどそうもいかない
「一週間まであと四日やなあ」
「それは……」
それはお姉さんが決めたことじゃないですか、と繋げたかったけど
俺にそんなことを言う権利はなかった
なにせこのあともずっとここにいたら
それはとても嬉しいことだけど
俺は沢山のことでお姉さんに迷惑をかけるだろうから
「ま、また次があるやろ」
なんのことだろうと首を傾げる
「ん? いや、したくないならええねんけど」
「え」
「うちは君みたいな可愛い子好きやからな、別にええよ、うん」
「は、はい」
男ってのは現金な奴だ
男、ってか
息子、ってか
次があると教えてもらってすぐにおっきくなりやがる
「ほんま、若いなあ」
にやにやとお姉さんが笑っている
恥ずかしくなって俯くけれど
それは同時に
嬉しくなって微笑んでしまったことを悟られたくなかったから
でも、お姉さんには好きな人がいる
感動しました
なんかむっちゃいい話ですね、感動しました
終盤の携帯番号の間抜けなオチが面白かったです
文章力が有り羨ましく思います!
これからも人を釣られ(笑)させる事沢山書いて下さいm(_ _)m
すごくよかったです
久しぶりに人の人生に触れた
感じがしました
面白かったです。
文に引き込まれました!
ありがとうございます!
感動しました。
今後の方も頑張ってください
凄く良かった 映画化しろよ
結局釣りなんか がっかりやわ〜
これが創作じゃないことを祈る(;´д`)
お二人さんに会いたいわ〜
すごく感動して2回読みました。お姉さんに会ってみたいです。これから頑張ってください( ^_^)/~~~
方言フェイクなんかな?フェイクじゃなかったらだいたい地方わかるかもw
ほんとに感動しました!ありがとう!
お二人の幸せ願ってます(ˊo̶̶̷ᴗo̶̶̷`)੭✧
お幸せに( ̄▽ ̄)
とても感動しました! これからもお幸せに!!
この見たの5回目w何度見ても感動する、家出したくなるもんw
会ってみてえなあ、2人に^ ^
お幸せに〜
嘘の番号教えられても、3年間待っててくれて、良かったね!
とっても、良い話ありがとー
釣りかよw
でもめっちゃ感動した
最高だったよ
これ有名な2chのコピペじゃん
許可取ったの?
釣りであれ、コピペであれ素敵な話でした
エロ目的で見てたのにここまで引き込まれるとは笑
みんな幸せであれ
ありがとうございました
エクセレント‼
もうマジ神
この話…映像化お願いしますm(_ _)m
過去…不思議な話…ローリングサンダーくらいかな…しかし、この話…もっとサイバー的だった
こんな話…なかなかないです(^_^)v
ボクの時代のサイバーパンクな話…彷彿しながら…人情系!?って …考えていたけど…ボクは…できずでした…がんばって下さい(。・_・。)ノ
こんな話…まだ作れる人いたんだ…人生永く生きて見るもんだな…
続きが気に成るケド、面白かったです。
早く夫婦に成れたら良いですねぇ♪
なんか、ドラマチッストリー
人間味溢れてとても、感激致した。
僕も貴方みたいな男性になりたいです。
続きが気になる。まぁ話良かったしいい。幸せになれること祈ってます!「小学六年生w
今夜のおかずにしようと見てみたら
泣かせられたわwww
都合 三回も読んでもうたやろwww
ええ話や
本物だたら、君生きてないね笑
釣り乙
嘘でも何でも良いけどこの話が本になって書店にあったら買ってるわ
最高に良い出会いをしたと感動しました。奥様が羨ましいかぎりですわ。僕はお酒は飲めませんが、関西の何処に店があるのでしょうか?ぜひ濃いコーヒーを飲みに行きたいです。
ええ話やん
感動した笑
お姉さんいい人だしね
ドラマに出来るよ笑
最後の「釣り」という単語が出て殴ろうと思ったけど
なんか泣けてきた;つД`)
ありがとう。
ハルキみたいに引き込まれた。
久しぶりに泣いた(´;ω;`)
書籍化希望
真っ先に買いますわw
映画を観た後のような気持ちになってる。この話を映像化するならタレントは誰にするか考えてる。いやぁマジ感動した。
ほんと最高に素晴らしかった。
すげぇ感動しました実は私、生まれつき病気で今中2です。正直凄く病んでます。こんな風な未来が築けるよう頑張ルンバ(笑)良い話をありがとうです!
3回も読んだわw/いい話y
あまりにも情景や感情描写が上手すぎて、本当にこれ体験談か?!と違和感感じてたけど、やっぱ釣りかーwwwでもいいはなしだったからヨシ!!文章上手すぎ!!!
いい話だった
もも三回も読んだ
感動しました
コピペでもなんでも二人とも幸せに!
これが実話なら感動物ですな。
用意したティッシュで涙拭きましたわ。
これ2chで見たけど好きなやつだ
お姉さんの声はさや姉で脳内再生したけどまじで面白かった
素晴らしい文章力と話ですね。
実話じゃなく釣りにしても感動しました。
文に引き込まれて何回か読みました。
実話でしたら末永くお幸せに!
(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ
ズボン下ろしながらスレ開いたのに、くそーどうしてくれんだ!!
末永く爆発しやがれ!!!
↑同じく
YouTubeに載ってるけどその人と一緒の方ですか?
5年ぐらいに初めて読んで時々思い出してます。
俺もお姉さんみたいな人に出会いたかった。
会ってみたい笑
映画か待ってます!
もう何回読んたろ そのたびに感動するね