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仲良し男女で下ネタが盛り上がってオナニーのおかずの話題になった高校時代の淡い恋心

この記事の所要時間: 517

高校に通っていた頃、いつも一緒に遊んでいたグループがあった。

男子は俺を含め三人、女子も三人居た。

いつも学校が終わってからは、六人で教室に残り駄弁ってから帰るのが日課だった。

俺を含め、みんな彼氏彼女の関係でもなく、和気藹々と駄弁りを楽しんでいた。

なんと言っても、あの頃は下ネタが盛り上がる。

オナニーのおかずの話題のときは勃起しっぱなしだった。

 

K子という女子が、男三人に「私をおかずにしてるんじゃないの?」と茶化して聞いてきたのが、話の始まりだった。

俺たちは、口をそろえて「そんなんするわけねーよ」と笑って返していた。

けど、実際俺はK子で何回も抜いたことがある。他の二人も多分同じ。

K子は、三人の女子の中でも一番ノリの良い奴で、「スカートの中気になってんでしょう?」なんて言いながら、スカートをまくって俺たちにパンチラを見せたりしてた。

それだけじゃない。

そのままのノリで、他の二人にも「ほらほら」と言って他の二人のスカートもまくって行く。

 

俺たちには、神様みたいな存在だった。

 

俺たちが、K子をおかずにしていることを否定していると、I美が「そういうK子はどうなのよ?」とK子に言った。

I美は、三人の女子の中で一番可愛い奴だった。

顔が可愛いって意味もあるけど、怖がりだし、泣き虫だし、照れ屋だし……そういう意味で可愛い奴だった。

 

K子はI美の質問に即答した。

「私は皆一回はおかずにしてるよ」と笑いながら。

俺たち男三人は、一瞬にして口をつぐんだ。

俺は息子が目を覚ましはじめたからだ。多分、他の二人も一緒。

 

短い沈黙の後、M香が「言うねぇ」と笑いながらK子に突っ込んだ。

続けて、M香は「私はこいつらではできねぇな」と笑って俺たちを見る。

俺はM香を少し苦手に思っていた。

K子は、俺たちを面白可笑しく茶化してくるけど、M香は俺たちを馬鹿にした風にばかり言うから。

そう思っていたのは俺だけかもしれないけど、苦手な奴だ。

 

すると、U也が「俺もお前じゃ抜けねぇよ」とM香につっかかって言った。

U也は少しやんちゃな奴で、先生に呼び出されることもしばしばある奴だけど、根はすごいいい奴だ。

Y樹がそれにあわせて「俺も無理だな」と便乗する。

Y樹は一言で言えば甘えたな奴で、何するときも誰かを誘って一緒に行う。

俺なんか同じクラスだから連れションが毎回……。

 

「あんた達なんかに抜かれることを想像するだけで鳥肌立っちゃうよ」とM香は笑っていた。

そんなM香に俺は「じゃあ、今日帰ったらM香で抜いてやるよ」と言った。

他の男二人は、はははと声を上げてわらってI美もK子も笑ってた。

K子はM香に「良かったね。抜いてくれるってさ」といつも通り茶化してた。

M香はK子に「最悪だよ」と泣きまねをして訴えていた。

K子はM香の頭を「よしよし」と撫でる。

 

一段落ついて「Sは今日どんな風にM香をおかずに?」とI美が俺に聞いてきた。

俺は「とりあえず、裸想像だな」と上を向いて、想像しているジェスチャーをして見せた。

すると、K子が「その後は?」と間を置かずに突っ込んでくる。

俺は「その後?その後はねぇよ」と腕組みをして見せて「俺ぐらいになると裸想像するだけで5発は逝ける」と自慢げに言った。

U也は「俺、M香じゃあ生でも無理だな」とM香おかず否定を続ける。

 

K子はそれを流して「じゃあ、Sは生M香の裸だったら何回抜けるの?」と俺に聞いた。

俺は「なんかいでも」と言った。

すると、M香が「もう!マジにやめてよね」と俺に言ってきた。

俺は「いやいや、今日俺はM香で抜いてやるよ」と鼻で笑って返した。

M香は「Sがあんなこと言うよぉ」とI美に泣きついて見せた。

 

俺はK子に「K子はどんな風に俺らをおかずにしてんの?」と聞いた。

というか聞きたくて仕方なかった。他の二人もきっとそうだったろう。

K子は「聞きたい?」と悪戯に微笑んで俺たちを順番に見た。

U也は「聞きてぇ」と、Y樹は「うんうん」と答えた。

俺は「聞きたいから聞いたんじゃん」と言った。

I美が「ホントみんなスケベだね」と笑ってた。

K子は「本当だ」とI美に賛同した。

 

俺は「で、どんな想像してんだよ」と話を元にもどす。

K子は「仕方ないなぁ」と言ってから続けて「U也はレイプされること考えてたかな?」とU也を見ながら言った。

U也は「そんなこと絶対しねぇよ」と言ってた。

でも、それは俺から見るとただの照れ隠しにしか見えなかった。

K子は「本当に?」とU也に言った。

U也は「あたりまえだろ」と少しマジになってた。

そのやり取りが、俺は少し羨ましかった。

 

K子は「Y樹はY樹に舐められてる事想像しちゃたりしてたかも」と話を続けた。

Y樹は「そんなんしたくねぇよ」と答えていた。

こいつの天邪鬼的な所だ。

 

K子は、最後に俺の名前を言って「Sは特に想像してないかも」と一言だけ言った。

俺は思わず「はぁ?」と言ってしまった。

その瞬間、その場が笑いに満ちた。

俺は「俺はアウトオブ眼中かよ」と自傷した。

K子は「ごめんね」とわらっている。

 

そんな笑いも収まった頃、I美が「私、そろそろ帰るね」と言って教室を後にした。

それに続いて、U也も同じく教室を後にした。

二人が帰ってそうたたないうちに俺たちも解散した。

 

俺とK子は、元々同じ中学で帰る方向も同じだった。

帰り道、K子と歩いていると、K子は「本当に今日M香でするの?」と聞いてきた。

俺は「さぁどうだろ?」と誤魔化した。

「はは」とK子は笑って話を流してくれた。

その後は、特にオナニーについて話すことなく、俺たちは別れた。

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