フィリピンパブの安さと楽しさを味わった(長野編)
この記事の所要時間: 約 3分4秒
富山でフィリピンパブの安さと楽しさに触れた俺は、ふと、プライベートでよく遊びに行く長野にはないのかと気になった。
駅前のバーをよく使うのだが、あったかなぁ…。
連休初日、善光寺参りと買い物を楽しんだあと、そのまま残って駅前に飲みに出た。
一時間ほど探索してみたのだが、どこをどう探してもない。しゃあねえか、と諦め、行き付けのバーに向かった。
カクテルのレパートリーがハンパないので、同じ味を飲んだ試しがない。というか、行くたびに増えてたような…。
三杯くらい飲んで気分がよくなったころに、マスターのお姉さんに、
「そう言えば長野って飲み屋街駅前だけなの?」
とたずねると、
「あるよ。権堂っていうんだけど。こっからだと地下鉄で5分かな。」
「そこって、外国人パブある?」
「うん、フィリピンだけど数は結構あるよ」
…きたぁ!
「ってか、なんで外国人パブ?」
「いや~、富山遊びに行ったときに入ったとこがおもしろくてさぁ。」
「ええ~オッサンじゃん!女の子かわいかった?」
「そらもう、ピチピチの子が…今度連れてこうか?」
「その気はないですぅ!」
マスター、ありがとう
急いで駅に戻る。
地下鉄に乗り、権堂前で下車。
アーケードを抜け、ラーメン花月を見つけテンションが上がってしまい、銀次郎をたぐる。
しばらく探し歩いていると、確かにそれらしき店が多数並ぶ。
一軒決めて飲んだが、あんなおいしいことがそう何度もあるほど甘くはない。
長野の女の子は気の強い傾向があるが、それだけに笑うと可愛い。
のちに各地を飲み歩いてわかったが、富山や長野みたいに若い子がいるところは少ない。
せっかく来たので、もう一軒行こうと歩くが、時計は一時半を回っていて、どこも閉まっている。
仕方ない、と来た道を戻ると、道を挟んでアーケードがあるのだが、そこにもそれらしき看板が見える。ダメ元で行ってみる。
忘れないうちに書きます(笑)。
五階建てのビルの螺旋階段を昇り、とあるフィリピンパブへ。
中には若い娘はいないようだ。ステージにはギターやドラムがあって、ここでたまにライブをやるそうだ。
付いた娘は、恐らく三十代後半だが、セクシーな顔立ちでなかなかスタイルがいい。
俺もだいぶ酔っていて、何を話したかは覚えていない。
富山のAちゃんとは違い、落ち着いた物腰。
しかし、恐らく無意識にアプローチしまくったのだろう、次第に瞳はとろんとし始め、密着してお酒を注いでくれた。
お店を出たのは4時過ぎだったと思う。意気投合し、その娘が「あなたの車に乗りたい」と言ってきた。
もちろん飲酒運転は出来ないので、そういうことである。
とある立体パーキングの屋上に止めてある車に着いた時には、まだ空は暗やみのまま。
暖房を付けNe-Yoを流し、見つめ合う二人。歯止めなどあってないようなものだった。
気が付いたら、俺は彼女の上に乗り一心不乱に責め立てていた。
しまりがちょっとよくないが、奥の襞襞が心地よく、突き上げる度に甘い声を洩らす。
この態勢のまま、何度も何度も彼女の中に欲望をぶちまけた。
二人とも精根尽き果て、辺りを見回すと、うっすら明るくなり始めていた。
この娘とは、その後も現在に至るまで関係が続いている。
車の中、ラブホ、誰もいなくなったビルの階段、身体だけを求め合う関係。
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