【レズ小説】消えた女生徒と囚われの女刑事
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翌朝になり、雪が止んだ隙を突き、桃華と梨緒は山荘にあった毛布で身体を包み、陽の光りがキラキラと輝く雪の中を歩いた。
だが途中で亜子と洋子に出会ったら無事では済まないだろう。
そう思うと自然に周囲の動きや音に注意を払う。
『諦めまへんえ。梨緒ちゃんはうちが守る』
『足が冷たくなって…ううん、弱音なんか吐くもんですか。桃華さんはあたしが守る!』
お互い無言だが思いは同じで互いを気遣っていた。
暫く歩いて下り坂となると、にわかに空模様が怪しくなってきた。
歩いて体温が上がりはしたものの、それ以上に外気が低い為に寒さを凌げる事もなかった。
「少し休みましょう」
桃華は雪に埋もれた別の山荘を見つけ、梨緒をそこへ導いた。
「…うわ」
二人が中へ入った途端、一気に雪が降り始めた。風も重なり吹雪となった外から逃れ、戸を閉めた二人は奥へと進んだ。
奥には比較的汚れていない部屋があった。畳敷きの和風の部屋で、八畳程の広さだが家具はない。
桃華は監禁されていた山荘から持ち出したカンテラを部屋の中央に置き、梨尾と並んで座った。
電池式のカンテラだけに温度は期待出来なかったが、それでも灯りがあるという事は心理的にありがたかった。
「…駄目、まだ圏外だわ」
取り返したミニノートPCを起動させ、事件の事を知らせようとしたが、モニターに映るのは【圏外】の虚しい文字だった。
「相当に山奥に連れてこられたんどすなあ」
「ええ、データカードは出力を上げてるから中継基地から二十キロ以内なら充分繋がる筈なんですけど…」
「つまりここはアンテナから二十キロ以上…」
二十キロを、しかも雪道を歩く苦労は相当なものだと判ってはいたが、天候の影響で遅々として下山出来ないのは精神的に辛い。
洋子達の食料を持てるだけ持ってきたが、外気が低ければカロリーの消費は激しく、ヘタをすれば命に関わってしまう。
「きゃっ」
色々とネガティブに考えてしまっていた梨緒を桃華が優しく抱き締めた。
「あきまへんえ。そないに暗い顔してたら気力も失のうてまいます」
「桃華さ…ン」
振り返った梨緒の唇に、桃華はそっと口づけた。
「ン…あふ…」
桃華は梨緒のブラウスの中に手を入れる。梨緒は冷たい桃華の手がブラの上に置かれてピクンと身体を反応させる。
「んはうっ」
桃華に首筋を舐められ、梨緒は昨夜愛し合った事を思い出して赤面した。
「んふ…梨緒ちゃんのお胸はやらこい『柔らかい』どすなあ」
服の中でブラジャーを外され、直に揉まれた梨緒の乳房は背後から桃華にいいように愛撫されていた。
「ん…え?梨緒ちゃ…きゃうっ」
身体を反転させ、梨緒は桃華の胸をセーターの上から鷲掴みにした。
「梨緒ちゃ…んっ」
「桃華さんのおっぱいだって…ふっくらしたセーターに負けないくらいに弾力があって…ほら、こんなにモチモチしてムニュムニュ…」
「ああんっ」
責められるとは思っていなかったのだろう、桃華は梨緒の愛撫に虚を突かれ、全身に電気が走ったかのような快感の衝撃を受けた。
『んっ、梨緒ちゃん…気持ち良すぎて…んっ』
主導権を奪われた桃華は、梨緒にされるがまま優しく押し倒された。桃華の漆黒の美しい髪が床に広がる。
「綺麗…」
「そ、そないに見つめんといて…きゃあっ」
サッとセーターを捲り上げられ、ブラウスを露にされた桃華は、両手で胸を持ち上げるように愛撫してくる梨緒の責めにうっとりとしていた。
「んっ…はむっ」
ブラウスのボタンを外され、胸の谷間に顔を埋められた桃華は、利緒の吐息が当たる度、膣が潤ってくるのを感じていた。
「梨緒ちゃん…」
「暖かいおっぱい…もっと捏ねてあげますね」
「そ…きゃうっ」
もち米を捏ねるように乳房を揉まれ、桃華は次第に乳首がムクムクと起き上がる感覚に溺れていった。
「はうう…」
愛撫を始めて十分程で二人の身体から湯気が立ち始めていた。二人共既に靴下とショーツだけになり、裸体は汗で光っていた。
身体はお互いに愛し合う準備が整い、二人は口づけを交わしつつショーツを脱がし合っていた。
「あんっ!」
「きゃうっ!」
お互いの秘部を重ねた途端、二人は仰け反って喘いだ。
そしてそのまま秘部をグニグニと擦り付け合い、更なる快感を求めた。
「梨…緒…ちゃ…あああああぁぁぁぁ~っ!!」
「桃…華さん…あひいいいぃぃぃぃ~っ!!」
絶叫は重なり、そして二人は余韻の間中、貪るように口づけを交わした。
舌は絡み合い、そしてまだまだとばかりに乳首を重ねては擦り合った。すると二人の股からまたツゥ~っと愛液が垂れて太股に流れ出した。
外は相変わらずの吹雪であり、日が暮れたらしく真っ暗になっていた。
あれから二人はずっと愛し合い、精も根も尽き果てていたのだが、それでもお互いに見つめ合うと、まるで呪いに掛かったかのように再び愛し合うのだった。
凄い二人組だこと!(*^o^*)