おばさん好きの痴漢もいるんだな
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僕が十歳の頃、母ちゃんが見知らぬ若い男の人から猥褻な行為をされたことがある。
あの時、僕と母ちゃん二人は電車の中にいた。
なぜか分からなかったけど、何気なしに母ちゃんの方へ目をむけていた。
白いブラウスの上に、水色の長袖の上着と水色のスカートといった服装が自分の目に映った。
そして、ナイロンの濃い肌色のパンストをはき、そして、白いソックスをはいていた。
はいていた靴は茶色のローヒール。
何気なしに、母ちゃんの脚を眺めていた。
自分がそのような行為をとるのが、生まれてはじめてだった。
すると、偶然見知らぬ若い男の人が僕が立っている所の反対側にいた。
僕は体ごと若い男の人の方へ近づくように移動しながら、目を向けていた。
彼に何も言わず、様子を見た。
すると、どうだろうか。
男の人はゴソゴソと手を動かす。
母ちゃんに何かしようとしていた。
突然、男の人は横から母ちゃんがはいたスカートをつかんだまま、ゆっくり捲り上げた。
脚の太股が見えたと思うと、捲り上げられたスカートの下から何か白い物がはみ出た。
母ちゃんがはいているパンツだった。
あまりにも大胆な痴漢行為だった。
でも、母ちゃんは、恥ずかしさのあまり、声が出ないばかりか、どうしょもなかった。
仮に大声を出せば、他の人たちに迷惑をかけるからと思ったからだろうか。
うちの母ちゃんは四十代で、あんまり綺麗ではないのに、どうして痴漢にあったのか。
たぶん若い男の人は、母ちゃんの事が気にいっていたかも。
痴漢にあったのは、母ちゃんが四十才の時だ。
おばさん好きの痴漢もいるんだなと今では思ってる。
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