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友達以上恋人未満な関係の男友達とセックスしてしまった放課後の教室

この記事の所要時間: 524

男友達とセックスしてしまった。

本当に、ただの『とても気が合うお友達』だったのに。

高校1年生の不安いっぱいの春。

知っている顔よりも知らない顔の方が多い新しいクラスで、彼はめいっぱい人なつっこい笑顔でわたしを迎えてくれた。

どっちも新入生だから『彼が迎えてくれた』というのはおかしいけれど、わたしにはそう思えたのだ。

そして、わたしは懐いたのだった。

もしかしたら、彼でなくも良かったのかも知れない。

 

けれど、1年が過ぎた春。

わたしにとって彼は「彼でなくてはダメ」な存在になっていた。

というのも、ある日わたしは気が付いたのだ。

彼の笑顔は、誰に対してでも向けらているものではない。

わたしだけのものだった。

 

でも、わたしは彼に対していわゆる「恋愛感情」というのが持てなかったので、もし告白されたらどうしようかとずっと思っていた。

告白されて好きになる、というのは良くあることだけど、わたしと彼とが二人で作り上げてきた親密な友達関係の方が重くて、わたしはきっと受け入れられない。

「わたしのこと好きなの?」って何度か訊こうとしてやめた。

それが、わたしからの告白だと思われても困るし、訊いたことが原因で微妙なバランスが崩れるのも怖かった。

そのくせ、二人のことがうわさになると、わたしはホンの少し彼のことが好きになりかけていた。

 

「迷惑なうわさだよね」と、彼は言った。

わたしは少しだけがっかりしながら、でもめいっぱい安心して「そうだよね」と言った。

うわさなんていい加減なもので、私達が取り合わないとわかると、いつの間にか消えてしまった。

 

2年生になってすぐ、「エッちゃんはキスしたことある?」と、彼が言った。

「ないよ」と、わたしは答えた。

「なんでそんなこと訊くの?」

「キスしたことがあるかないとか、エッチしたことがあるとかないとか、女の子の間では話題にならない?」

「そりゃあなるけど」

「ねえ、キスしようか」

「ええ?」

「だって、俺、したことないから、どんな感じか知りたいとか思って。ごめん、変なこと言って」

わたしは驚いたけれど、どんな感じか知りたいのはわたしも同じ。

 

「しようか。してもいいよ」と、わたしは答えていた。

私達は唇を重ねた。場所は放課後の教室である。

「誰かに見られたら困るよね」と、彼が言った。

「別にいいんじゃないの?私達はとっくに恋愛の対象になってないから誰も傷つかないし、みんな『やっぱり』って思うだけだから」

「そうだね」

もう一度キスをする。今度は長い長いキス。

 

いつやめたらいいの?

わからない。

わからないけれど、やめたいとも思わなかった。

暖かくて柔らかいものが触れあっているって、気持ちいい。

 

彼と口づけを交わしていることに違和感を感じない。

だって、こんなに仲がいいんだもの。

彼が唇を割って舌を入れてくる。

そうだ。ディープキスって言うんだ。

 

舌を絡め合う濃厚なキスの存在に思い当たり、わたしも彼に応えてあげた。

体が熱くなってきて変な感じ。

うーん、なんかいいなあ。って陶酔しかけたところ、彼がいきなりオッパイをぎゅって揉むもんだから、わたしは身を引いてしまった。

熱かったものが冷めていく。

 

「ちょっと、それ、やりすぎよ」と、わたし。

言ってから後悔した。

冷めていくような気がしたのは驚いたから。

ホンの一瞬、つかまれただけの胸が、ジンとしてくる。

感じているの、わたし?

 

彼は、引きつったような顔でわたしを見ている。

「ごめん」と、一言発しただけで黙り込んでしまった。

二人の間に冷たい空気が流れる。

 

いや、そんなの嫌。

ジンとなった胸が痛む。

 

「ごめん。ちょっとびっくりしただけ」

わたしは改めて言い、制服のブレザーを脱ぎ、シャツのボタンを上から順に外した。

真っ白なブラがあらわになる。

 

「え?」

声を少しだけあふれさせた彼は、また固まってしまった。

 

「触って」

「でも。。。」

「さっきはごめん。本当にちょっとびっくりしただけだから。触っていいの。触られたいの」

「うん」

 

彼はわたしに身を寄せて、再び胸に触れた。

はじめ掌をそっと添えるようにして、ゆっくり揉みはじめた。

わたしは身体がカーッと熱くなった。

彼の手の動きはちっとも激しくないのに、わたしは激しく反応した。

思わず声を出したらしい。

 

彼が「ねえ、感じるの?」と言った。

「よくわからない。なんか、熱いの」

「キスしていい?」

「。。。。うん」

 

ブラの上から手で触られているだけでこんなに熱いのに、キスなんてされたら。

考えただけで、乳首が反応しているのがわかる。

わたし、スケベなのかも。

 

彼の顔がわたしの胸に近づいて、止まった。

ブラを外そうかどうしようかとまどってる?

でも、服の上からのキスなんておかしいよね。

 

わたしは自分からブラを外した。

自慢できるほど大きくはないけれど、キリッとした綺麗な形の乳房にピンクの乳首がのっかっている。

こころなしか膨らんでいる?

彼の唇が左の乳首に触れ、唇でたぐり寄せるように乳首口に含んで吸い、そしてむしゃぶりついてきた。

 

「あ、ああー、ああん」

わたしが声を漏らすと、彼はオッパイから顔を放してわたしを見上げ、「ねえ、感じるの?気持いいの?」と言う。

 

胸も感じているし、身体全体でも感じている。

でも、これを快感というのかどうかわたしは知らない。

でも、とても気分がいいのは確か。

触れられているという実感から来る喜びと、身体自身がふんわりトロンとしてムズムズと熱くて、どう説明していいのかわからない。

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コメント

    • 名前: 好き者
    • 投稿日:2016/01/02(土) 01:28:10 ID:kyMjY4NDA

    おめでとうございます!(*^o^*)

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2017/06/23(金) 02:45:08 ID:A4OTQzMzE

    心理描写が最高です。めっちゃ抜けます

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