自分以外は全員女子で悶々としていた修学旅行でバスガイドのお姉さんに夜伽された男子高校生のラブストーリー
この記事の所要時間: 約 5分11秒
翌日、よっぽど由紀に夕べの事を言おうかと思ったが、律子が「私だけの旅人君でいて」と言うので、言わないことにした。
もしも「夕べ、見ちゃったよ」とか言っていたら、また違う展開になっていたかもしれない。
因みに、この「パーティー」は、2日目の夜も行われていた。
律子と俺は、昼間でも「離れられない関係」になってしまった。
でも、先生に気付かれたら困るし、相変わらず律子は資料と「格闘」しているので、バスの中で軽くお尻を触るくらいにした。
律子も「欲求不満」だったので、気付かれない様に黙って触らせてくれた。
3・4日目に泊まった京都のホテルでは、最上階の個室になった。
部屋は律子と同じ階だったが、廊下の端と端に「離ればなれ」になった。
しかし、その間にある客室は「空室」になっていた。
後で、1校だけの「貸切」だったが人数が定員に満たなかったのでと、律子から聞いた。
本来ならば、そこに先生が陣取ればいいのかもしれないが、ホテルの構造の関係や、部屋を見回り易くする為に
(予想されていたが、飲酒・喫煙とかがあって大変だったとか)
こういう部屋割りになったらしい。
旅行のしおりには部屋割りのページがあるのだが、奈良・京都共に、各階に先生の部屋があった。
「まるで『刑務所』か『ナースステーション(病棟)』だね」と、律子と笑いあった。
勿論、俺の部屋や律子の部屋も印刷されていたが、遠く離れていたので誰も「夜伽(よとぎ)」していたとは想像していないだろう。
参考までに京都での食事は、奈良とは違って各部屋への「部屋出し」だったのだが、俺は奈良と同じく、先生や律子と一緒に食べた。
京都のホテルに入る前には
「同じ階だからと言って、間違っても『手』を出さない様に」
と担任にクギを刺されたが、もう遅い。
仮に奈良での出来事がなかったとしても、同じ階になった以上「やるな」と言う方がムリなのである。
しかも、最上階は2人だけの「貸切」状態である。
それに、最初からそんなことを聞くつもりもなかった。
律子だって、旅行会社の添乗員という「特権」を使って、カギのかかった空室を開けさせることまで考えていた。
いずれにしても奈良と同様、「堂々と」夜を共にした。4日間で合計15発やってしまった。
それでも、誰も俺達の「関係」に気付く人はいなかったのだから、
この高校の先生は、一体どうなっているんだろうと思ったりもした。
4日目・修学旅行最後の夜は、律子も俺も先生の部屋に呼ばれ、皆で「大宴会」となった。
俺は「最後の夜だから飲め」と言われ、付き合わされた。
普段はガードが非常に厳しい簿記の美佐子先生や家庭科の久美先生は、酒の勢いから「スカートの奥」を見せまくっていた。
結局その晩は、3時頃迄「大騒ぎ」したと思う。
内心「先生も大変なんだな」と思った。
さて、旅行中、一緒に寝たのは全て律子の部屋だった(明け方には、俺が部屋へ戻った)。
その理由だが、もし何か用事があって先生が部屋に来た時に、律子がいないのはマズイのだ。
でも、女性の部屋なので、ノックもせずにいきなり入ってくることは絶対にない(マナーの問題として)。
誰かが来ても、律子が「時間稼ぎ」をしている間に、俺がベランダやトイレ(ユニットバス)に隠れればいいのである。
それに女性の部屋だから、そこまで「家捜し」する事もない。
さらにこういうホテルの場合、添乗員が寝る部屋には電話があり(通話はフロント経由で)、用がある時は電話(今ならケータイだろう)で連絡する事になっていた。
そんな「緊急事態」が起こる事は稀だし、先生は俺を信用しきっているから大丈夫だと言う「読み」もあった。
これが今だったら、そうはいかないと思うが…。
因みに寝る時も、お互いに「生まれた時の姿」だった。
そして最終日の朝、律子は「ねえ、旅行が終わってからも逢ってくれる?」と俺に言ってきた。
「修学旅行の間だけ」と思っていた俺は、予想もしなかった「告白」に「二日酔い」も加わって、ボーッとしていてすぐに答えが出せなかった。
律子は「やっぱり、年上よりも同級生の方がいいかな?」と言った。
俺は「そんなことないよ。ここだけの話、ねーちゃんと関係したこともあるし…」と答えた。
俺には、律子と同い年(5学年上)の姉がいるが、俺が中学に入った頃から時々「秘め事」をしていた。
律子は驚いた顔をして、「そうなの?じゃあ、付き合ってくれるの?」と言った。
俺は「うん」とだけ答えた。
やはり、律子のカラダを忘れることが出来なかったのだ。
結果として、出会いから4回目の秋に結婚、今は3人の子供と共に暮らしている。
結婚式では、仲人を務めた担任が、「まさか、お前達が結婚するとは思わなかった」と驚いていた。
余談だが、私の担任は高校時代の律子を受け持った事があったそうだ。
律子の話では、男女を問わず「添乗員」が、「お客(修学旅行なら、引率の先生)」と関係・不倫(まれに結婚)する事も珍しくないそうだ。
今回の修学旅行では、相手は「先生」ではなく「生徒」だったが…。
実際、同僚の多くは、自分が添乗した旅行で知り合った人と結婚しているという。
宿舎の構造や生徒の構成という「特殊な条件」が重なったにせよ、今まで書いた中でどれか1つでも違っていたら、今の夫婦関係はなかったかもしれない。律子もそう思っている。
この秋には、子供達も連れて「思い出の地」へ行く計画も立てている。
夜伽(よとぎ)とは?
夜、物語などをして相手になること。
寝所で、女が男の相手をすること。
また、警護や看護、お通夜(つや)などのために、夜通しそばにつき添うこと。
バスガイドさんを見る目がエロくなってしまうなw
凄いですねぇ本当にこんな事あるんだ 私もバスガイドさんとレズりたくなちゃたよ。