初めてのセックスをした元カレを忘れられない後悔ばかりな私の人生
この記事の所要時間: 約 3分52秒
インターネットも携帯電話もない時代の話です。
大学進学を機に四国から大阪に出て来て、独り暮らしを始めました。
四畳半に二畳の台所付きで、風呂はなくトイレは共同でした。
もともと私は外向的ではありませんでしたが、友人もでき楽しい学生生活を過ごしていました。
そのうち友人の中で、カップルができだし、いつしか私も友人の一人だった孝夫君を意識するようになってきました。
私の部屋にも招待し、キスするようになりました。
9月30日、講義のあと二人で私の部屋に帰って来て、お茶してました。
いつもなら帰る時間になって孝夫君が、
「珠ちゃん、今日泊めてもらってもいい?」
って言いました。
それが何を意味しているかわかりましたから、私は答えられませんでした。
「まだダメかな?」って孝夫君が言ったので反射的に、
「ううん、そんな事ないよ、泊まっていいよ。」って言ってしまいました。
そうなると、なぜか度胸が据わってしまいました。
「孝夫君、お風呂行こう。」
私は時計を見て言いました。
孝夫君に新しい石鹸とタオルとバスタオル渡し、銭湯に行きました。
私は身体を念入りに洗い、新しい下着を身につけました。
帰り道、薬局の前の自動販売機で孝夫君がコンドームを買いました。
人通りがなかったけども「カチャンカチャンカチャン、ビー!ゴットン!」って音でびっくりして逃げ出したくなりました。
部屋に戻り布団を敷き、立ち上がると孝夫君が抱きしめてキスしてきました。
そして、キスしながら着ている物を脱がされていき、ブラジャーとパンティーだけにされました。
孝夫君は私の背中に手を回し、ホックを外すとブラジャーを取りました。
私は両腕で抱え込むように隠しました。
次に孝夫君はしゃがみ込み、パンティーに手をかけ下ろしました。
私は片手で胸、片手で股間を隠すように立っていました。
孝夫君も後ろを向いて脱ぎはじめ、全て脱ぐと振り返りました。
(ものすごく大きい…)
それが第一印象でした。
抱きしめられキスされると、私に当たるのでますます大きさを実感しました。
横たえられ、孝夫君は私の身体中触ったり揉んだり吸ったりしてきました。
最初はくすぐったい感じでしたが、段々と気持ち良いと感じてきました。
しばらくして孝夫君は私に背を向けコンドームを着け始めましたが、1個目は失敗したみたいで2個目で着ける事が出来たみたいです。
私にかぶさり、探すように押し当ててきました。
ついに入口を捜し当てられたかと思った瞬間、時が止まった感じがしました。
次に焼けた鉄を押し付けられたようなものすごい熱さを感じ、そして経験した事のない激痛に襲われました。
「痛い~!」
思わず叫びましたが、孝夫君が慌ててキスで口をふさぎ、そしてものすごい勢いで腰を動かしだしました。
痛さで涙がボロボロこぼれました。
ものすごく長い時間に感じられましたが、何とか耐えきりました。
シーツの上に敷いたバスタオルに、私が先程まで処女であった事を示す証拠がハッキリと残っていました。
私の初めての経験は、痛いのを耐えただけで終わりました。
それでも1年くらいすると私も女の悦びを知り、時間の経過と共に、お互いの愛の深さを確認しました。
卒業して社会人になり、結婚も意識していました。
社会人2年目に孝夫君は転勤となり遠距離恋愛になり、2ヵ月に一度くらいしか会えなくなりましたが、仲の良さは変わりませんでした。
でも孝夫君の転勤から1年が過ぎ、そろそろ将来の事を話し合わないと…って頃、私の油断と不注意で取り返しがつかない事が…
それで孝夫君とは別れなければならなくなりました。
今の旦那とはレス状態です…
たぶん、旦那には女性がいます。
でも、何不自由なくお金は入れてくれます。
寂しい時は孝夫君を思いだしたり、投稿文を読んで自分で慰めていました。
その孝夫君が先日ガンで亡くなりました。
48歳でした。
私は一生弁解のチャンスを失いました。
そんな私と未亡人となった孝夫君の奥さんとは、どちらが幸せなんでしょうか…
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