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成長した女友達と再会して心の繋がりを求めた中学時代のちょっとエッチなセンチメンタルラブの思い出

この記事の所要時間: 330

【投稿者名】エッチな名無しさん  【性別】男性 :2015/09/01 22:37:29

 

前回からの続きです。

真美との刺激的な卒業式から二年が経った。

俺は中学三年生になり、少しずつせまってくる受験に嫌気がさしながらもまあ、それなりに楽しい学校生活をおくっていた。

中学生になりたてのころは真美のことが忘れられず、しばらくの間は言葉にできない脱力感に悩まされていたが、友達ができて学校生活が充実してくるにしたがって、真美の存在は少しずつ薄れていった。

 

だがー

忘れもしない、あれは5月の半ば…ちょうど友達と遊びにいった帰りの出来事だった。

最寄り駅で友達と別れ、帰路についていると前から犬を連れた一人の女性が歩いてきた。

俺は、その女性の顔をなんとなく知ってるような気がしたが、暗くてよく見えなかったのですれ違いざまにちら見しようと思った。

そのとき
「ワン!」

犬が突然吠えた。

俺は、びっくりして情けない声をだしてしまった。

「ごめんなさい、大丈夫ですか?」

女性がそういってきたので、受け答えをしようとすると…

 

「ゆ、優太?」

時間が経った今でも忘れない、やわらかな響きが返ってきた。

「ま、真美…」

俺と真美はそこまで遠くに住んでたわけじゃない。

でも、この日まで俺たちが今までに会ったことはなかったのだ。

しばらくぶりに見た真美の姿は以前とは大きくっても変わっていた。

短めだった髪の毛は肩まで伸び、体つきは更に丸みをおびている。

そしてなにより、とても小柄な女性になっていた。

俺たちは、とりあえず近くの公園で話をすることにした。

しかし、俺はひさしぶりにあってとてもドキドキしていたので、何を話していいか分からず黙り込んでしまっていた。

 

「…優太、元気だった?」

真美が小さな声でつぶやいた。

「あ、ああ…。…あ、そうだ、真美部活なにやってるの?」

「ん、陸上だよー。」

「真美ダントツで速かったもんな!もちろん試合でも大活躍だろ?」

俺は、ようやく会話の流れをつかむことができたと安堵してきたのだが、真美の表情がくもった。

 

「ん、どうかした?」

「…初めのうちは、よかったんだよ。結構活躍できた。でもだんだん通用しなくなってきて…とうとうリレーのメンバー外されちゃった。」

俺は信じられなかった。

あんなに速かった真美がなんでって。

真美の小さくなった身体が余計に小さく見えた。

 

「そ、そっか…」

俺はこう返すのがやっとだった。

しばらく重い空気が俺たちの間に流れたが
「私明日学校だし、そろそろかえるね。」

そう言って、そそくさと帰ってしまった。

俺は、このとき胸の奥から熱いものがこみ上げているのを感じた。

力を失った真美のことが、小さくなった真美のことが狂おしいほどに愛しく感じた。

俺が守ってあげたいって、心の底から思った。

 

俺は真美を追いかけた。

そんなに時間は経っていなかったので、すぐに追いついた。

「真美ー!」

真美が振り向くか向かないかのそのタイミングで…俺は真美のことを抱きしめた。

「…さっきの話を聞いて、守ってあげたいっておもったんだ。おれ…真美のことが好きだ…」

だが、真美から帰ってきた返事は予想外のものだった。

真美は俺から強引に離れると
「同情なんかしないでよ!!私だって好きで足遅くなった訳じゃない。好きでこんなに小さな身体で生活してるわけじゃない。同級生のみんなはどんどん大きくなっていくのに私の時間は小学生でとまってて…優太なんかだいっきらい!!」

真美は、そう言うと走り去ってしまった。

今度は、さすがに追いかける気になれなかった。

 

長くなるのでわけます。今回はほとんどエロなくて申し訳ありません。

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