ヤリチン遊び人の俺が真剣に交際していた男遊び経験の無い彼女と遠距離恋愛になって浮気された因果応報の法則
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「…えっ!?……」
「その微妙な反応。でこのキスマーク…」
俺はキスマークらしき場所を人指し指で指し
「浮気してないのか?」
「…ごめんなさい……」
「……したんだろ?」
「ごめんなさい……浮気しました」
「……」
覚悟してたしショックは少ないと思っていたがやはりショックでした。
とりあえず真相を確かめます。
両手のロープ(実際は帯なんだが)を外し、
「で?浮気相手のはどんな奴よ?」
「社会人。会社の飲み会での2次会の時知り合った」
「で、そいつ何者?」
「大学卒業して就職したけど、会社やめた子らしい。彼女がいるけど彼女と遠恋って言ってた」
「2次会で知り合ってって。そっから浮気までの付き合いってどんな経緯?」
「……」
「2次会の飲み屋さんにいた職場と関係ないただの客で、みんな結構酔ってて、その時なんか私の上司とその人がお似合いとかはしゃいじゃって…」
「ふたりで呆れて店出て、近くの公園でベンチ座りながら話してたら、なんか同じ境遇で親近感わいて来てたら突然キスされて『可愛いから気になってたんだ』って言われて…」
「酔ってた勢いもあって『今からうちに来ない?』て言う誘いに乗りそうになったけど、その日はどうにか断った」との話。
「何回セックスした?」
「全部で四回…」
「一番近い日はいつ?」
「この前木曜日…○○に夜電話した日…」
「次に会うのは?」
「…今日誘われてた」
ここで俺は怒りからか嫉妬からか
「セックスの感想は?」
Aは「えっ?」という顔をしました。
「あそこが○○より小さいの。で皮がかむりぱなし。口でしてって言われたけど、ちょっと臭いもあったからしてない」と素直なA。
ふん、包茎かと少し優越感に浸る俺。
しかし、次はショックでした。
「なんでも、コンドームのゴムアレルギーでって言われて…生でした…」
俺……絶句。
「けど私はあんまり感じなかった好きにもなんなかったし。やっぱり○○が好き。○○を愛してる、○○とのHが一番好きって思った。本当だよ、お願い信じて」
と涙を流しながら訴えます。
しかし、俺はゴム無しの話にばかり気を取られていました。
Aは必死に俺にごめんと訴えます。
俺は、その場でその大学生に電話をかけさせました。別れの電話。
すぐにメルアドと電話番号の登録も消去。
その後、浮気された体を綺麗にさせるがごとくセックス。
いままで律儀にゴムを付けてた俺もその日ばかりは生。
Aは元々、何があっても出来婚だけは嫌だと言っていました。
なので、生で浮気された事への嫉妬から生、そして中だし……。
ここで妊娠したら、浮気相手か俺の子かAは多分苦しむだろう、それも悪くないと思っていたが…
その後半年、浮気発覚以来、妊娠発覚もなく普通通り遠恋を続けました。
もう浮気はしないだろうと安心していた俺。
しかしその矢先、事件が起きました。
先週、ホテルで俺は駄目と思いつつ、Aのメールチェックをしてしまいました。
セックスの楽しさ、恋愛の楽しさを知った女に遠恋なんて継続できるのか?こんな疑問から出た不安。
そして、チェックして俺は事実を知りました。
Aと同じ職場のTという男とのメール。
T「今日は彼氏に会いに行くんだったよね。Aに会えない寂しさはあるけど、折角の彼氏とのデート。一杯ラブラブしてきてな。お土産たのしみにしてるよ。」
A「うん、お土産まっててね。彼氏と久しぶりだからドキドキしてます。Tさんに抱かれるのもいいけど、やっぱり彼氏の事愛してるから一杯抱かれてきます。」
T「妬けるなぁ。まぁAが今のように綺麗になったのはAの彼氏のおかげだし、HなAになったのも彼氏のおかげって知ってる俺はこれ以上の文句は言わないよ。俺は今週末は黙って家で嫁と息子に家族サービスしてるさ。」
A「うん頑張って!パパさん!私とは次いつ会えそう?」
T「月曜日会えるよ」
A「そうじゃなくて…」
T「ん?違うのか?どこで会いたいんだ?」
A「…ホテル」
T「彼氏に抱かれた後に、俺にも抱かれたいのか?」
A「Tさんに恋愛感情は無いよ。そこしっかり解ってるよね?けどやっぱり体は別だから…。多分彼氏はまた、SMぽい事してくる。私もそうしてほしいし。けどそのあと、Tサンのような優しい抱かれ方すると、私、最高に幸せになれるし、彼氏の事ももっと愛せる」
T「わかった。じゃああとからメールする。Aさぁ、幸せ絶頂だなぁ。」
結局、そのメールを見た後、俺はAに対し何も追求する気力もなくなっていました。
Aは無邪気に風呂から「ここのお風呂広いよ~早く一緒に入ろ~」と呼んでいます。
風呂に行くと立ちフェラ、ボティソープをつけて体の洗いっこ、ソープ嬢がやる泡踊りってやつ。
すべて俺がおしえたんだよなぁ…。
それだけでスケベな顔するA。
おとなしそうな顔で不倫をするAかぁ。
なんかもう追求すら面倒。約束の結婚話はあと半年くらいで2年だが…俺はこの子を嫁として育てようとしないで、セックスマシーンとして育てたんだな…と後悔。
多分、今日あたりTとホテルにいくんだろう…そう思ってさ、邪魔したくって久しぶりに今朝メールしたんです。
「今夜は凄い暇だからずっとメールか電話しよう」って。
そしたら「今日は…どうかな」って。
明日か明後日なら大丈夫ってメールが来ました。
Aと別れたい。
けどいつのまにか、Aとのセックスが楽しくなってた。
そりゃそうだ。何もしらないAにセックス教えたの俺だもん。
これがフィクションなら、どれだけ嬉しいかしれない。
ほんと、こんな真実なんて俺自身が信じたくないから…
完
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