三十代で初めて味わったオーガズム
この記事の所要時間: 約 6分25秒
私はいま、不倫をしています。
お相手は学校のPTAで知り合った、四十代後半の男性です。
彼にも妻子があるので、いわゆるダブル不倫というかたちです。
こんなことを告白すると、どんなに貞操観念のない女かと思われてしまいそうですが、実は私自身がいちばんいまのこの状況に驚いています。
もともと私は、性的に淡白なタイプで、夫とのセックスも求めれば応じるという程度でした。
ここ数年は夫から求めてくることもなくなり、いわゆるセックスレスの状態でした。
女の体は年齢によって変わる、という話がありますが、どういうわけか32、3歳を過ぎたあたりから、急にムラムラしてくるようになったんです。
夫に相談しようかとも考えましたが、もうセックスしないのがあたりまえのような感じになっていたので、いまさら[お願い]なんて言うこともできず、一人悶々としていました。
彼と出会ったのは、ちょうどそんなときでした。
年相応に少しぽっちゃりしていて、メガネをかけた優しそうな人でした。
久しぶりに夫以外の男性とお話しするのが新鮮で、その場で携帯のメールアドレスを交換して、連絡を取り合うようになりました。
最初は世間話のような、他愛のないやりとりをしていました。
どういう生活をしているかなど、少しずつ話してくれるメールがうれしく、なんとなく夫婦の話題になったときに、ついセックスレスであることを告白してしまいました。
彼は
[自分のところも実はそうなんです]
と返してくれ、それを読んで以来、彼のことを妙に男性として意識してしまうようになりました。
ドキドキしてしまって返信できずに2日ほど過ぎたころ、彼から急に誘いのメールが来ました。
[いっしょに食事でもどうですか?]
と…。
一瞬、迷いましたが、迷いより先にうれしく思う気持ちがあって、つい[いいですよ]と返してしまいました。
かなり舞い上がっていたと思います。
食事している間は、お互いに少しぎこちない感じでした。
食べ終わると、彼は私をまっすぐ見て、打ち明けてくれました。
[初めてあったときから、気になっていました。]
ついにこの時が来てしまった、という気持ちで、私も覚悟を決め、[私もです]とお返事しました。
彼の車に乗ると、私たちはそのままホテルへ向かいました。
部屋に入り、ドアを閉めた瞬間、彼は私を抱き締めてキスをしてきました。
唇のふちをソフトに舐め回し、ねっとりと舌を吸う、濃厚な[大人のキス]に、私は体の芯から熱く日照っていくのを感じていました。
[ああ、由貴子さん…。なんて柔らかい唇なんだ]
彼は一度唇を離してそう言うと、再び唇を重ねてきました。
一度目よりもさらに濃厚な、舌を絡ませるキスです。
彼の唾液が口の中に入ってきて、お互いに舌を吸い会う音が頭の中にまで響いてきました。
キスをしながら、彼の手が私の太ももをまさぐり、スカートをたくし上げてストッキングの上から股間をなぞり上げてきました。
その瞬間、すでに潤んでいたそこからジュクンッと果汁があふれ出すような感覚がありました。
[はぁぁんっ、いや、どうしよう、恥ずかしい…]
ここに来た以上、こうなることはわかりきっていたはずなのに、恥ずかしくてたまらずそんな声が出てしまいました。
もういい年齢の大人なのに、こんなことで恥ずかしがっている自分も子供っぽくてそれも恥ずかしくて、本当にどうしていいかわからず、とまどってしまいました。
そんな私に、彼は躊躇することなく首筋に舌を這わせ、片手で器用にブラウスのボタンをはずしていきます。
[大丈夫、恥ずかしがらなくてもいいよ]
普段は敬語を崩さなかった彼の口調が変化していました。
大人の余裕を感じさせる彼の態度に、私は思いきって身をまかせてみよう、と思いはじめていました。
ブラジャーのすき間から、彼の指が忍び込んできます。
乳首に触れらた瞬間、私はブルブルッと身震いして、力が抜けてしまいました。
[感じやすいんだね]
彼の腕が私を支えながら、そっとベットへ連れていってくれました。
シャツを脱ぎはじめる彼を見て、私もシワにならないようにとスカートを脱ぎ、下着だけの姿になりました。
彼がキスをしながら、ブラジャーをはずし、パンティを脱がせてくれます。
一糸まとわぬ姿になった私は、彼は念入りに愛撫してくれました。
愛撫と言えば、乳首やクリトリスをさわるだけだった夫とは全然違っていて、首筋や背中、わき腹、腰の線からお尻まで…。
本当にくまなく繊細にタッチしてくれ、自分でも[こんなところがこんなに感じるんだ]と初めて知りました。
彼のあたたかい手で全身をさわられているうちに、だんだん体もリラックスしてきたように感じました。
少しずつ、彼に馴染んできたというか、恥ずかしいのは変わらないのですが、私が声をあげるたびに情熱になる彼の愛撫を全身で感じ、なんというかお互いの息が合ってきたように感じたのです。
[由貴子さんはどうされるイキやすいの?]
彼が、クリトリスを刺激しながらそんなことを訊いてきました。
ヌルヌルした愛液をこすりつけるようにして指をすべらせ、その感触に全身に電流が走るようで、私は話すのもままならないほどでした。
[あっ、ああっ…。ダメなんです、私、よくわからなくて…]
やっとの思いでそう答えました。
[由貴子さん、もしかしてエクスタシーを感じたことがないの?]
彼は少し驚いたような顔でそう言い、私は黙ってうなずきました。
すると彼はバックの中から、ある物を取り出してきたのです。
[ぼくは年齢的に、由貴子さんを満足させられかもしれないと思って、用意してたんだけど…]
それは、男のアレの形をした
バイブレーターでした。
根元のところが二股に分かれいて、片方はクリトリスを刺激するためについているようです。
そういうものがあることは知っていましたが、実物を目にするのは初めてでした。
[試してみようか]
彼は私の、入り口の部分にそれをあてがい、グッと中に押し込んできました。
最初は異物感が少し気持ち悪く、思っていたよりもすごく大きく感じて、抵抗がありましたが、太くなった先端部分を飲み込んでしまうと、あとはあっけないほどスルリと入ってきました。
[ふっ、あっ、あっ…]
バイブが中で振動を始めます。
彼は、それを軽く抜き挿ししては、どうすれば私がいちばん感じるのか探っているようでした。
[ここかな?]
彼が、バイブの先端を私の中の、お腹の側に押し当てるようにしてきました。
同時に、クリトリスに当たる部分もしっかりと当ててきます。
その瞬間、いままで感じたことのない快感が体の奥から込み上げてくるのを感じました。
[あっ、ひぁぁっ、ダメダメダメぇ~っ]
わけのわからない大声で叫びながら、彼の体に全力でしがみつきました。
彼はそんな私を受け止めながらも、バイブを固定した手をゆるめることはなく、そのまま刺激しつづけています。
[いやっ、いやっもうダメダメ]
何度首を振っても、彼ははバイブから手を離してくれません。
何かが洩れてしまいそうな感覚があり、必死に限界を訴えても、聞き入れてくれないのです。
初めまして由貴子さん。
50代の親父ですが、私は年上の女性が好きで、
テレクラ、ナンパ、恋愛のほとんどの相手は主婦でしたね。
気心知れて許しあうとき、立ち尽くす奥さんを抱きしめ、
ブラウスの合わせ、スカートの裾、ボケットに手を滑らせて、
臀部、乳房、脇、太腿、そして陰茎に指を立てながら、
クリットを摘まむ時、喘ぐ主婦の顔が好きです。
由貴子さん、貴女の喘ぎ逝く様を見たみたい。
許してくれるなら、ローションを塗ったくって、
悶えさせたい。
ナンパ、テレクラの狙い目は主婦だ。
お互い正式な相手が居ても、違った相手が何て刺激がある。
旦那以外の男に抱かれ、悶えさせて、
「オッパイも、膣も、肛門も、ちょっと違う相手に愛されるとき、
逝く感覚も違ってくる。」
浮きが巷にあふれる今、主婦は家族の居ない平日の昼間、
女を開花させている。