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40歳独身男だけどひょんなことから娘ができた|泣けるエロい話

この記事の所要時間: 96

昼頃に起き出して、とりあえず奥の間を片付ける事にした。
「ここは若葉ちゃんの部屋にするから・・・そうだな。箪笥と机を揃えなきゃね。」
「机ですか?」
「うん・・・学生は、きちんと勉強しなきゃ。」
「コタツでもいいですけど・・・」
「だめだめ!机じゃなきゃ、身が入らない!」
「は~い」

「それから・・・ベッドもいるな。パイプベッドじゃ・・・ダメ?」
「ベッドは・・・要りません!」
「ん?布団を上げ下ろしするの?」
「いえ、そうじゃなくて・・・お父さんと、一緒に寝ちゃダメですか?」
「はぁ?」
「ダメ・・・ですか?」

俺はどうも、若葉ちゃんの上目遣いに弱いようだ。
片付けが済んで、箪笥と机を買いに行った。
かなりの出費だったが、可愛い娘の為だ、仕方が無い。

それから・・・
やはりベッドを買う事にした。
パイプベッドではなく、ちゃんとしたセミダブルを。
それに合わせ、布団も購入。
やっぱ毎晩一緒に寝るわけにはね・・・

「たまにならいいから」と言うと、若葉ちゃんは不服そうだったが、「は~い・・・」と頷いた。
本当に、可愛い子だと思う。

 

養子縁組が済むまで、若葉ちゃんを前の中学まで送るのが日課となった。
新学期までは、前の中学に通わせようと思ったから。
「縁組は春休みまで待ってやれ」と、早野を説得した。
突然転校とか、突然名前が変わるとかは、いくら何でも可哀想だ。

若葉ちゃんの日課は、「いいよ」と言うのに、炊事洗濯をきちんとこなした。
どんなに遅く帰っても、いつも起きて待っていた。(勉強しながらね)
いい奥さんになると思う。

そして春休み・・・
晴れて若葉ちゃんは、「木下若葉」となった。
転校の手続きも無事に済んだ。
若葉ちゃんは、本当に成績優秀だった。
公立ならば、この辺の高校はどこでも受かるって感じ。
だが当の若葉ちゃん、俺に気遣って、中学卒業したら働くつもりだったらしい。

「娘がね・・・親に気を使うもんじゃない!娘なんだから甘えなさい!」
そう言うと、若葉ちゃんは目にいっぱい涙を溜め、「ありがとう」と抱きついてきた。
正直ね・・・いい父娘関係を気付けてると、俺は感じてた。
ちと・・・少しだけね・・・ドキドキするが・・・

 

GWは休みが取れず、可哀想な思いをさせたが、夏休みは1度だけ、海に連れて行った。
「受験生だから・・・」
最初はそう断ってたが、目は嬉しそうだった。

冬休みは流石に、受験直前って事で・・・
正月に、「生まれてはじめて」と言う振袖を着せてやり、一緒に初詣。
腕を組んで参道を歩く姿は、今時珍しい、仲の良い父娘だった。

そして受験・・・
見事に志望の公立にパスし、4月から女子高生となる娘。
「よし。合格したご褒美に、何か買ってやろう」と言うと・・・
「物はいいから・・・春休みに、お父さんと一緒に旅行に行きたい。」と言った。

 

TDLとか、TDSとかを俺は言ったが、「温泉がいい」と若葉ちゃん。
熱海の温泉に、2泊3日の二人旅。
3日休むなんてね・・・
かなり職場にはムリを言った(汗)
何はともあれ、行けば勝ち(笑)
携帯の電源はオフにしたままね(爆)

手を繋いだり、腕を組んだりと、ずっとくっついてた二人。
この頃になるとようやくね・・・娘として受け入れてて、ドキドキ感もなくはないがね。
ところが宿で、「一緒にお風呂に入りたい」と言われた時は・・・
「あのね~・・・若葉ちゃんも年頃なんだから・・・それはね・・・」
軽くいなすが、「ダメですか?」と、例の上目遣いにね(汗)
結局貸切風呂に、入る事になったが・・・

 

臆す事無く、浴衣をスルリと脱いだ若葉ちゃん。
背を向け、ブラもショーツも脱ぎ去って・・・
「じゃ、先に入ってますね」と、早々と浴場へ消えていった。
反面俺は・・・
モタモタと、そしてドキドキしながら・・・

意を決し、タオルで前を隠して浴場へ行けば、若葉ちゃんは、露天の縁の岩に座って、こちらを見ていた。
何も隠さずに・・・
その姿は、絵画の人魚のようだった。
思わず立ち尽くす俺。

「お父さん・・・あたし・・・お父さんのお陰で、無事に中学も卒業出来たし、4月から高校生になります。」
「生んでくれた親よりも、お父さんに感謝しています。本当にありがとうございます。」
「少しだけ、大人に近付きました。来年、そして再来年と、若葉は少しづつ大人になります。あの・・・」
「毎年少しづつ、大人になる若葉をご覧下さい。これからもずっと、若葉をよろしくお願いします。」

そう言うと、自分の体をわざと見せるかのように胸を張り、手を後ろに回した。
俺はまだ、1年とちょっとしか若葉ちゃんと接してないのに、「生んだ親より感謝する」なんて・・・
涙が溢れてきて、止まらなかった。
感涙に咽ぶ俺に若葉ちゃんは近付くと、胸に抱きついてきた。
若葉ちゃんもまた泣いていた。

 

「お父さん?」
若葉ちゃんから声をかけられ、その顔を見る。
若葉ちゃんは抱きついたまま、例の上目遣い。
ん?こりゃ、何かあるぞ?

「あの・・・お父さん?」
「なに?」
「あの・・・言いにくいんですけど・・・その・・・大きく・・・」

はっとして、若葉ちゃんから逃れ、股間を確認したら・・・
俺とした事がね、こんな感動の場面で、いくら娘のおっぱいが体に当たってるとは言えね(汗)
自分自身に幻滅した。
慌ててお湯に浸かった俺。

若葉ちゃんは笑いを堪えながら、「お父さんったらもうっ・・・可愛いんだからっ」とからかう。
「ご、ごめん・・・」と謝る俺。
「あたしもお父さんに見せちゃったけど、代りに貴重な物を見せてもらいました。」
若葉ちゃんはそう言うとお湯に浸かり、俺にくっつくように身を寄せてきた。

「お父さん・・・大好きっ!」
そう言って、俺の頬にキスをした。
俺は黙って俯いていた。

 

照れ臭くて、何度も断ったが、若葉ちゃんに背中を流してもらった。
風呂から出る時は、背中も拭いてもらった。
情けない事に、その度にドキドキする俺。

部屋に戻る時も、若葉ちゃんは腕を絡めてきた。
石鹸とシャンプーと温泉の匂いが、かすかに漂ってきた。
旅館の仲居さんからも、「仲がいいんですね~」と羨ましがられる。
若葉ちゃんは、「あたし、お父さん大好きですから」と臆す事無く言う。
俺はただ照れるだけ・・・(汗)

 

その日の夜、若葉ちゃんと、狭い布団で一緒に寝た。
上目遣いにやられてね(汗)

俺に腕枕され、胸に顔を埋める。
「この格好・・・落ち着くんです・・・」と若葉ちゃん。
俺は落ち着かないけどね。

「お父さん?」
でた!例の上目遣い・・・

「いい子いい子・・・してほしいな・・・」
それ位なら・・・

俺は若葉ちゃんの頭をくしゃくしゃと撫でた。
「若葉は、本当にいい子だ・・・」と言いながら・・・

 

若葉ちゃんと、セックスする夢を見た。
俺は細い若葉ちゃんの体を、折れんばかりに抱きしめていた。
若葉ちゃんも、俺に抱きついていた。
そして気付いた時、俺は胸元が肌蹴、殆どショーツ1枚の若葉ちゃんを抱いていた。
俺自身の胸元も肌蹴ていた。

見ると若葉ちゃんは目を開け、俺を見ていた。
「ご、ごめん・・・」
俺は慌てて、若葉ちゃんから離れようとしたが、「まって!」と止められた。

「お父さん?」
「(でたっ!上目遣い!)な、なに?」
「どんな夢見てた?」
「えっ?」
「正直に言って!」
「・・・」

「突然あたしに抱きついてきて、好きだとか、愛してるとか・・・」
「お、俺・・・そんな事言った?」
「もしかしてお父さん・・・好きな女性がいますか?」
「はぁ?」
「あたしがいるから、その女性と一緒になれないとか・・・それならあたし・・・」
「ちょ、ちょっと待って・・・俺が見てた夢は・・・」

「えっ?違うの?じゃ、どんな?」
「いや・・・その・・・」
「何です?教えてよ。」
「いや・・・あのね・・・その・・・」
「もうっ!教えてよ。」
「だから・・・その・・・若葉とね・・・」
「えっ?あたし?何?どんな夢?」
「いや・・・その・・・抱き合う・・・」

キャハハハハと笑う若葉ちゃん。
「お、お父さんったら・・・もうっ・・・よりによって、あたしだなんて・・・キャハハハハ」
「そんなに笑わなくても・・・」
「昨日の温泉が、刺激強すぎた?」
「そうかも・・・女の子の裸見たの、久々だったし・・・」
「お父さん、かわいいっ!」

若葉ちゃんはそう言うと、俺の唇に唇を重ねた。
「あたしのファーストキス・・・お父さんにあげちゃった・・・」
「大好きっ!お父さんっ!」
そう言うと、胸を肌蹴たまま、俺にきつく抱きついてきた。
俺も少しだけ力を入れ、若葉ちゃんを抱きしめた。

「大好きだよ・・・」
若葉ちゃんはそう言うと、また俺にキスをした。
2度目のキスは1度目とは違い、長いキスだった。
俺は自制するのが精一杯だった。

 

4月になり、若葉ちゃんは高校生となった。
熱海の夜、自制心を失いそうになった俺だが、親子の関係は保ってた。
そんな時、早野から電話を受けた。
若葉を養女として以来、俺と早野の関係は遠ざかっていたのだが・・・

「あのさ・・・お前に相談があるんだけど・・・」
「どうしたんだ?金ならねぇぞ。」
「ばかっ!金なんかじゃねぇよ。木下に、大事な話しがあるんだ・・・」
「あー・・・分かったよ。じゃ18時に・・・」

俺は時間と場所を設定して、電話を切った。

 

某居酒屋の個室にて、早野と向き合って座る。

「あのさ、俺・・・アケミと別れたんだ。」
「ふ~ん・・・そっか・・・」
「娘もな・・・アケミが連れて行っちゃって・・・今俺、一人なんだ・・・」
「ふ~ん・・・それで?」

「今、すっごく寂しくてな・・・そしたらな・・・若葉の顔がちらついてな・・・」
「勝手なもんだ。若葉ちゃんをすてといてさ。」
「それでだ!お前に勝手は承知で頼みがあるんだが・・・若葉を返してくれねぇか?」
「馬鹿野郎っ!」
俺はグラスのビールを早野にぶちまけてた。そう、あの時のように。

「怒るお前の気持ちはよく分かる。若葉といた頃、俺は全然父親じゃなかった。でもさ・・・心入れ替えて父親するから・・・頼む!この通り!」
「ふざんけなっ!」
俺は席を立ち、早野を残して店を出た。

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コメント

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2016/10/02(日) 10:57:46 ID:M4NDAyNjA

    おい、この野郎、ええ話やんけ。涙出てもうたがな。若菜ちゃんを一生幸せにせなアカンど。はよ子供つくったれ。

      • 名前: 名無しさん
      • 投稿日:2016/10/02(日) 23:49:20 ID:QxNDM5NTI

      若葉ですよw

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2016/10/02(日) 23:35:11 ID:cwNTc1NjE

    おっさんの創作エロに泣くおっさんの図

    泣ける

    • 名前: あーちゃん
    • 投稿日:2017/01/04(水) 23:05:32 ID:EwNDQxNDI

    めっちゃいい話!

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2017/01/29(日) 08:54:50 ID:E5ODQxODQ

    なんか、よかったな

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2018/06/01(金) 03:54:03 ID:Q0MTU0MDY

    一度でも親子関係になったら民法で結婚は禁止なのだ

      • 名前: 高倉健
      • 投稿日:2018/12/30(日) 21:57:13 ID:k2NzA0MDQ

      内縁ってことじゃね

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2019/01/29(火) 05:18:44 ID:AwMTM2Mzg

    法的に親子、なので結婚は不可能ですねえ。
    こういう創作はディテールが大事です。
    話の辻褄が合わないと、途端に、感情移入できなくなるよ。
    つまんない。

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2019/07/06(土) 20:51:49 ID:c5NTA4OTQ

    ええ話だなぁ…
    抜けるというよりかは、泣ける話だ

    • 名前: サイトウ
    • 投稿日:2020/07/27(月) 21:07:12 ID:UwMzYyMDI

    はてな❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️❓️。なんて感動的な話だろうね、【ただ、すこし話がおかしくないか❓️。だって、養子縁組をして、自分の娘になったんだよね❗️❓️。それなのに、自分の奥さんになったなんて、やっぱり理解しにくいだろうね❗️。】自分が先に往くんだったら、早く奥さん【若葉さん】と、子供を作って、絶対に幸せにしなさいよね❤️❗️。

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2023/01/15(日) 02:43:44 ID:I1MTY1NDE

    所詮おっさんが作った作り話。
    クオリティー低すぎて草

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2023/03/25(土) 04:54:13 ID:UyMzUyMjU

    あれ?養子縁組をして離縁したとしても、娘と婚姻が出来ないのは法律に書いてある。
    そもそも、養子縁組をしてないなら、婚姻は出来るが、養子縁組をした場合は幾ら好きでも結婚はできん。

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