野球部の俺がイケメンな先輩と性春したボーイズラブ
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次の日・・・朝から何故だか体が重い。
学校に行くのを拒絶しているのだろうか。
朝練を拒絶しているのだろうか。
俺は朝飯を食べて、学校に向かった。
朝練・・・田久保先輩と顔を合わしたくない・・・。
それに・・・あの部室も見たくない・・・。
俺は学校につき、部室に向かう。
そこは明るい声が飛び交っていた。
昨日の事は誰も知らないんだろうなぁ・・・と思いつつ、「おはようございま~す・・」と言いながら入った。
他の先輩は笑顔で「おう」と返してくれるが、そこに田久保先輩はいなかった。
俺は自分のロッカーに行って着替える。
着替えている時に、田久保先輩が来た。
田久保先輩「遅れました~!」
走ってきたのか、疲れながらも到着したようだ。
田久保先輩のロッカーは俺の隣。
だから、余計にここには来たくなかった。
田久保先輩は俺の隣に来て着替える。
俺はもう着替えたから出ようとした。
それを先輩は引き止めて、田久保先輩「これ・・・昨日のメール見てないだろ?これは見てくれよ」
俺「・・・」
俺は無言でそれを受け取って、ロッカーに入れた。
俺は頭の中で田久保先輩から来る言葉をすべて返していた。
『もう自分が安らげる場所はないのかなぁ・・・』とか思うようになってきた。
朝練が終わり、俺は教室に行く。
田久保先輩からの手紙を持って。
毎日俺の学校は読書だから本の間に隠して田久保先輩からの手紙っぽいのを読んだ。
手紙の中身・・・
『え~と。携帯のメール見てないよな?見てるならこれ見なくてもいいから。
昨日のあれは・・・違うんだ。言い訳になるかもしれないけど。信じてほしい。
見られたから言うけど、俺はお前の事が好きなんだ。別に中塚が俺の事は嫌いになってもいい。
それだけだよ。』
だった。
なんか手紙というより、ラ(略) (笑)
俺は今更こんな風に言われても困る。
それに俺の事好きって言われても・・・俺だって・・・
ボ~っとしてた。
その間に、クラスのムードメーカー?の荒木が俺がなんか手紙を貰ったとかなんとか言いふらしたりされたけど。
俺はどうすればいいんだろう。
それに、手紙じゃなくて直接言えばいいのに・・・・・・。
俺は田久保先輩のこういう所が嫌いだ。
その日の午後練・・・俺は休んだ。具合が悪いと言って。
俺は家に帰って、田久保先輩のメールを開いた。
『昨日のやっていた事・・・言い訳になっちゃうけどあれは違うんだ。
それに俺はお前が好きなんだ・・・。信じてほしい。もしこのメール見てくれたなら携帯にでも電話してくれよ』
電話しろって言われてもしたくない・・・小山先輩とあんな事・・・。
俺は携帯を閉じて寝た。忘れるかのように。
疲れていたのか、本当に忘れたかったのか。朝まで寝ていたようだ。
夢には田久保先輩が出てきた。俺も。
野球部の練習風景かな?筋トレしたり、バッティングしたり。
俺はいつも通り、朝練の出る準備をして学校へ。
途中、会いたくない小山先輩と会った。
小山先輩は「よっ。偶然だな?」
俺は無言で歩きつづけた。
小山先輩「はぁ…無視はないだろ無視は…。」
俺「…」
小山先輩「お前、田久保の奴が好きなのか?」
俺「…好きじゃない。」
俺は小さい声が言った。
小山先輩「ふぅ…照れるなよ。」
俺「先輩、殴られたいんですか。」
小山先輩「いや…冗談さ。」
「まぁとにかく…なんか田久保が悪いとか言う風に思ってるみたいだけど俺が悪いんだよ。」
小山先輩「俺が無理矢理誘ってあんな事させて。本当は嫌がってたんだよあいつは。だから田久保の奴には優しく接してやれよ俺には冷たくていいからさ」
俺「…。」
小山先輩「とにかく言ったからな。じゃあな!」
「あっそれと、昨日田久保の奴も休んだんだぞ部活。お前がいないとやれないって言ってな。」
俺は、『俺の事が好きなら、無理矢理誘われても断ればよかったのに…。』と思っていた。
それに今更…。
その日の朝練には田久保先輩は来なかった。
少し体調を崩し、遅れて学校に来るそうだ。
その日、俺は一日中ボ~っとしていた。
なんか良くボ~っとしていると、寝てるように思われて先生に叱られたりしたけど。
午後練…。
部室で着替えていると、田久保先輩は来た。
俺は隣に来るのを待っていた。
田久保先輩は、俺の隣にある自分のロッカーに来た。
田久保先輩「中塚…。」
先輩は俺の事を呼んだ。
俺「先輩…。今更好きとか言われても困りますよ。」
田久保先輩「え…?」
俺「俺も好きなんですよ。先輩の事が。小山先輩から聞きました。」
田久保先輩「…」
田久保先輩は無言になり、着替え始めた。
俺「田久保先輩。これからは俺の事だけ見てくれればいいですよ。」
田久保先輩「いいのか?俺で」
俺の答えはもう決まっていた。何も考えず、うなづいた。
田久保先輩「良かった…。これで中塚で俺の事無視とかしたりしたら野球部やめようとか考えてたよ」
俺「そんな訳ないよ。練習始まるから行くね。」
田久保先輩は「おう」と言って、俺は先に言った。
無意識に、俺は田久保先輩に自分も先輩の事が好き、と言っていた。
でもこれでいいと思ってした事…。
田久保先輩の事、本当に好きだから…。
田久保先輩の家に行くという約束は明日に。
明日は部活がなく、学校もない。
俺はその日、疲れていたのかご飯を食べたらすぐ寝てしまった。
色々あったからかな。でも、自分の気持ちを田久保先輩に伝えられてよかった…。
同じ高校行けるように頑張れ
お幸せに!