恋人とセックスするだけじゃ分からないお互いの本当の気持ち
この記事の所要時間: 約 5分4秒
私と有希子は、結婚後すぐに子作りにかかりました。
もう若くない俺達は、子孫を早めに残さねばならなりませんでした。
有希子は29歳と32歳で子供を産んで、退職して家庭に入りました。
今年、私は40歳になります。
近所でも評判の美人妻と郊外の一軒家で暮らす、絵に書いたような幸せな家族です。
美しいだけでなく、子供を産むたびに性欲が増していく有希子の相手をするから浮気なんてする暇も精力もありません。
夫婦の寝室は書斎を兼ねた前室を設けることで高い防音効果を発揮するよう造りましたから、有希子の上げる善がり声にも対応していますので、遠慮なく楽しむことが出来ます。
結婚して8年目を迎えた俺達は、セックスが生きがいのような夫婦になっています。
「セックスって、素敵なことね・・・」
初体験なのに感じて呟いた美少女の有希子の言葉です。
今は、あの頃にはなかった色香が備わった有希子は、
「夫婦のセックスって素晴らしい・・・」
と言います。
使い込んでビラがはみ出たとはいえ、私しか使ってない有希子の膣穴は今も桃色にきらめいています。
小豆弄りに身を捩り、大好物の夫チンポを味わい淫らに乱れる美人妻の姿を私は独占する幸せを感じています。
有希子はいつも、子供の幼稚園の父兄の舐めるような視線を浴びています。
きっと有希子の裸や喘ぐ姿を想像しているのだと思います。
それでも、のた打ち回るほどに乱れて喘ぐ淫らな姿までは、想像できないでしょうね。
先日、夜にウイスキーを舐めながらテレビを見ていたら、東北地方の話題をやっていました。
先の震災後、仮設住宅のそばに津波で店や従業員を失った同業者が集まって復活した仮設店舗を取材していました。
真新しい店内を紹介した後、代表者がインタビューに応える映像の背景に釘付けとなりました。
ショーケース越しに赤いバンダナを三角頭巾にした小柄で可愛い女性が微笑んでいました。
間違いなく、昔一緒に暮らした愛しい里美でした。
もしブラウン管だったならば、気付かなかったと思います。
ハイビジョンの画面が、9年前と変わらない里美の可愛い笑顔をくっきりと映し出していました。
里美の実家は東北地方ですが新幹線の駅に近く沿岸部ではありません。
津波の影響はないはずなので、里美は再婚したんだと思います。
きっと、奥さんを亡くした子持ちの男性の後妻になって沿岸部へ嫁いだのでしょう。
私は、里美の輝くような笑顔を見て嬉しくなりました。
里美の幸せを心から願いました。
そして、ずっと心のどこかにあった里美の呪縛から解かれたような気がしました。
私は、有希子への愛情が急に増えたような感じがしました。
有希子を抱きたくて我慢できなくなりました。
子供を寝かせてリビングに戻ってきていた有希子が氷の入ったグラスを片手に俺の隣に座りました。
シャンプーの香りとともに、甘いメスの匂いがしました。
有希子にちょっかいを出そうとした直前、有希子の手が俺の股間に伸び、ゆっくり撫で始めました。
「ねえ、恋する目でテレビ見てたでしょ。どんな素敵な女の子が出てたの?」
里美が映っていた十数秒、私はどんな顔をしていたのでしょう。
「ねえ、これは誰の?」
有希子は、私のチンポをスウェットの上から扱き出しました。
「有希子のだよ。」
「え?なに?」
と言うと、チンポをギュッと握りました。
「あ、有希子だけのだよ。有希子専用。」
「だよね~」
素早くスウェットは下げられ、もう亀頭は有希子の口の中に吸い込まれていました。
有希子のヤキモチが可愛いのです。35歳なのに女の子でした。
寝室で有希子の小豆を責めました。
昔と違って小豆を吸っても痛がりません。
吸って転がされるのが大好きになりました。
「はうー、はうー」
腰をくねらせ、
「はあっ!」
硬直するように逝きました。
「あなたのペロペロ最高・・・」
この夜は少し意地悪して焦らしました。微妙にずらして突きました。
「あん、イジワルしないで、ずらさないで、こっちツンツン!」
可愛いのです。大人しそうな美人妻が快楽を求めて淫女になる姿は夫だけのものです。
ついに有希子は俺の腰に腕を回し、自分で微調整し始めました。
「はあぁー、あんあんあぁーっ!」
チンポが折れんばかりに腰を使いました。
この夜、夫婦同時逝きが一発で決まりました。
余韻を愉しむ有希子にかかった精液を拭きながら、
「セックス大好きの里美は満足してるかなー」
なんて考えてしまいました。
37歳になった里美はまだロリしてるでしょうか?
あの街を訪れれば愛しい里美に会えます。震災のお見舞いもできます。
お互いに幸せになっている事を確認して、手を取り合って祝福しあう事もできるかも知れません。
でもそれは、私の自己満足でしかありません。
里美や里美を取り巻く環境に要らぬ波風を立てるかもしれません。
だから私は、会いたいなと思うだけで、会いに行くことはしません。
元妻再会シリーズを期待された方には申し訳ないですが、私は、今後二度と里美を目にする機会はないと思います。
私と有希子がやり直せた幸せな暮らしは、里美が決断してくれた別れの上に成り立っています。今は遠くで里美の幸せを祈りつつ、有希子を心身共に幸せにしようと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
とてもいい話でした。みんな幸せになって心からよかったと思いました。
いいお話でなんだか温かい気持ちになりました。