恋人とセックスするだけじゃ分からないお互いの本当の気持ち
この記事の所要時間: 約 4分34秒
離婚したら、何故かモテ始めました。
女子職員やアルバイトの女の子から、やたらにお誘いが増えました。
寂しさを紛らすために、彼女達と夜のざわめきに出掛けて遊びました。
女子職員は比較的堅いのですが、アルバイトの女の子達は1年くらいで辞めるからなのか、誘われたときに口説けば100%落ちました。
私は3人のアルバイトの女の子と同時に付き合いましたが、彼女達はそれぞれけん制もしなければ奪い合いもしない割り切った遊びでした。
毎週末、色んな女の子を持ち帰って、私と里美の聖なる部屋を汚しました。
有希子のようなスレンダー美人は恥じらい満点の大和撫子セックス、ボリューム満点のダイナマイトボディは胸をブルンブルン揺らせて乱れまくりました。
一番のお気に入りは、一見ネクラのネイチャーオタクでした。
特に美人でもないごく普通の22歳の女の子で、性体験の浅そうな純情な膣穴周辺をベロベロすると、顔を真っ赤にして羞恥逝きしました。
バックから挿入しながら小豆を擦れば、隣近所に憚られるほど吼えたので、思わずパンティを口にねじ込んでやりました。
そんな暮らしをしているうちに、ふと里美の言葉が頭をよぎりました。
「モテルのとヤリマンを取り違えた・・・」
今の私でした。
アルバイトの女の子達も、一人、二人と辞めていき、縁が切れていきました。
そして、最後に残ったネイチャーオタクとの別れは、彼女のお見合いがきっかけでした。
「私、お見合いをすることになりましたので、今日で最後にして下さい。」
寂しそうな彼女はネクラを更に助長しました。
今まで、苛めるようなセックスばかりしていたので、この日は優しく抱いてあげました。
別れ際、目に一杯涙を浮かべて、
「今までお付き合いしてくれて、ありがとうございました。」
ペコリとお辞儀をして去って行きました。
私には、彼女と付き合っていた感覚はありませんでした。
先に縁が切れた二人のアルバイトの女の子達は、
「楽しかった~。じゃあね~。」
とあっけらかんとしていましたので、彼女に別れ際に泣かれるとは思っていませんでした。
金曜の夜、何だか虚しくて一人で酒を煽っていると、珍しい客の訪問を受けました。
「こんばんは。ご無沙汰しています。」
有希子でした。
綺麗な大人の女となった有希子は、腹が立つほど美しい顔をしていました。
「何か用か?」
思わず不機嫌に応対しました。
「ちょっとお邪魔します。」
勝手に上がりこんで部屋を見渡すと、
「6年前とあまり変わらないのね。時が止まったみたい。」
大きなお世話でした。
一時期、4年半ほど変わってた期間もあったなどと心で反論していました。
「飲んでたんだ。私も頂こうかな。」
勝手にグラスを持ち出し、冷蔵庫を開けながら、
「一人になったら、ずいぶん派手に遊んでたみたいね。」
と言いながら、氷を取り出しました。
「お前はどうなんだ?いい男いなかったのか?」
「いたんだけど、他の女の人と結婚しちゃった。」
「そうか、そりゃ残念だったな。」
「ばか!ほんっとにニブいんだから。」
「え?」
「その人がまた一人になったから・・・」
「あっ!・・・」
縦溝からはみ出たビラはツブ貝の刺身のようでした。
開いた中身は綺麗な桃色でした。6年前と同じでした。
「有希子のココ、6年前と変わらないね。」
「そりゃそうよ。私まだ、あなた以外に抱かれたこと無いから。」
「ええー!」
「あなたは何人の女の人に入れたの?別にいいけど・・・あん!」
里美より柔らかい膣が懐かしく、
「あん、あん、あぁーっ!あぁーっ!」
喘ぎ方も逝き方もまた懐かしく感じました。
グッタリとした有希子は泣いていました。
「変な意地張って・・・そのうち引っ込みつかなくなって・・・他の人のものになっちゃってから大切なことに気が付いて・・・」
「俺がバツイチになった理由は言えないけど、嫌いで別れたわけじゃないんだ。好きな気持ちのまま、泣いて別れたんだよ。それでも俺と歩けるか?」
私は33歳、有希子は28歳、長い回り道をして夫婦になりました。
昔、私と有希子が付き合っていたことを知るものはごく僅かでしたから、男の影が全く無かった永遠の処女の結婚に職場は騒然となりました。
しかも、結婚相手はアルバイト喰いのバツイチだったから、清純な有希子が俺に誑かされたという噂になってしまいました。
一応、地味に披露宴もしました。
二次会では、
「有希子は処女だったか?」
と何人にも尋ねられました。
まさか、9年前に頂いたとは言えず、お茶を濁す以外に手がありませんでした。
私は長年暮らしたアパートを出ました。
まだ幼さの残る有希子を愛し、その後は里美と暮らした思い出のある部屋で有希子との新しい暮らしを始める気にはなれませんでした。
とてもいい話でした。みんな幸せになって心からよかったと思いました。
いいお話でなんだか温かい気持ちになりました。