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性別差によるツンデレ女子の身体的特徴の変化を見て子供心に異性を感じたエッチに多感な思春期に行ったレイプ魔への制裁

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翌々日には、ゲンゴ捕まるの報はオレ達の学校中に知れ渡った。

その日から登校してきた五月は、この前のことを忘れたかのように絶好調で、自慢気にその時の武勇伝を話してみせており、希望どおりにこの町のヒーローになっていた。

今回の一件に関して、どうしても行わなければならない理由が、五月だけではなく、オレにもどうしてもあった。

「ゲンゴが捕まえられれば、お姉ちゃんは無理でも、せめて千尋に会える道理が立つ」
と思っていたからだ。

でも、ニコニコと友達と話す千尋を見て、俺は逆に話しかける事が出来なかった。

「・・・今更、どうしてゲンゴを逮捕させたからって話が出来るんだ?だって、千尋は襲われてしまったんだぜ?それをまた思い出させるのか?やっと藁って友達と話せるようになったのに・・・」

結局、千尋に話かける事もできず、ただむなしかった。

そのため、オレ達は正直五月への罪悪感もあり、あまりゲンゴの件を触れまわる気になれなかった。

五月の方から数回話を振られたが、相手をする気にもなれない。

当然、五月との付き合いも無くなり彼女からは次第に疎遠になっていった・・・。

 

そんなある日、オレは一人で文芸部で残って何をするでもなくコーヒーを飲んでいた。

そこにノックの音。どうぞって言うと、何とあの五月がおずおずと入ってきたんだ。

「ちょっと・・・いいかな?」

「・・・じゃあ、オレ出てくよ」

「違うよ!・・お前に話があって来たんだ」

「・・・」

オレは居たたまれなかったけど、そのまま立ち上がってお湯を沸かし始めた。

五月の分のコーヒーを淹れるためだ。

五月は、そのまま窓際のいすを引いてちょこんっと座った。

お互い何を話すまでも無く、ただお湯を沸かせるコトコトした音だけが響く。

「何?」

短く促すと五月は話し始めた。

「最近・・・話もしてくれないよね?」

「だって人気者じゃん?良かったな、希望がかなって」

「そんな事ないよ・・・」

また黙る五月。

「ね・・・私、よくやったよね?ちゃんと役割果たせたよね?」

「・・・当たり前だろ」

「だったら・・・だったら、何でまた昔みたいに遊んでくれないの?あんなに頑張ったのに」

オレは驚いて五月の方を見た。

・・・夕焼けをバックに、シルエットに浮かんだ五月の姿は震えていた。

「皆の前でヒーローになりたかったんだろ?」

「そうだけど・・・そうじゃないよ!私は・・・昔みたいにあんた達と遊びたかっただけなの!」

「・・・」

「あんな事になって、大騒ぎだったけど・・・私は楽しかった。昔みたいに盛り上がれたから・・・でも、もう終わりなんだね」

・・・そう言うと,五月は低く嗚咽を押さえて肩を震えさせ始めた。

オレは言うべき事も無く、ただ黙ってコーヒーだけ置いて、彼女が落ち着くのを待った。

・・・最低限、その位はしなくちゃって思ったんだ。

 

・・・五月が泣き止んだのは、もう夕焼けも沈み、辺りが急速に暗くなり始めての事だった。

遅くなっちゃったね、ごめんって、五月は笑顔になって、すっかり冷めたコーヒーをすすった。

そしてオレにこう言った。

「聞いたよ?昔の話、隆と進から・・・」

「聞いてたんか?」

「うん・・・ゲンゴ計画の直前にね?」

いたずら心旺盛って顔でヤツは尋ねてきた。

「そういえば、知ってる?ゲンゴ、釈放されたんだよ?」

「え?それってまずいじゃん。大丈夫なのか?」

ふんっって強気な笑顔で答える五月。

「さすがにあそこのバカ息子も親に咎められたらしいってお父さんが言ってた。しばらくどっかに行かされちゃうんだって!」

結果的には、一番いい形でゲンゴをこの町から追放する事が出来たと言いたいのだろう。

その調子に乗る形で、五月はさらにこう続けた。

「んで?その問題の子には話できたの?んー・・・ウチのクラスの、千尋・・・さん、だっけ?」

「お前、千尋とはあんま仲良くないだろ」

「んー・・・仲悪くはないよ?あまり話をしたことないだけー。・・・へー・・・」

ニヤニヤする五月。

殊勝にしてりゃあいいのに。でも後ろめたさで口にするのはさすがにはばかれた。

「話してないの?」

「だって、お前・・・今更、何話せるってんだよ・・・」

「あーあ、せっかく私が体張ったってのに、その甲斐無いじゃない」

「手前・・・」

何つー憎まれ口を叩くんだか。すると、いきなりこう五月はのたまった。

「よし、解った!この私にまかせなさい!」

「余計なお世話だ!」

「もう、友達じゃない私とは関係ないって事?」

「・・・屁理屈ばっかこねんなよ、何が言いたいか、全然わかんねーよ」

「私がキューピットになてあげるって言ってんのよ!」

「ばかっ!そういうんじゃねえよっ!」

その話も聞かず、五月は軽い足取りでドアに向かい
「まあまあ、私の暖かい友情を受けとって?じゃあねー」
って出て行ってしまった・・・。

それから、本当に五月とは接触する機会が無くなってしまった。

夏休みが過ぎ、季節は秋・・・もう、その時には五月の話すら、隆と進との間でも出てこなかった。

 

そんなある日、ふと廊下で呼びかけられ振り向いた。

そこには、しばらく会わない内に身長が伸び、心なしか丸くなった五月が立っていた。

どう対応しようか、少しドギマギしながら話を振ろうとした瞬間、いきなり会話を切り出す五月。

「今度さ、運動会あるじゃない?あんた、何に出る?」

「・・・はぁ?!」

「いいからっ!何に出るの?」

「・・・中距離だけど」

「かぁあっ!短距離とか長距離とか、もっと目立つのに出りゃあいいのにっ!・・・解った、中距離ね?」

「いきなり失礼なヤツだなあ。何だっての?」

「いーからいーから」

ニコニコしながら歩き出す五月。

「おいっ!」

「じゃあね、私忙しいんだっ!」

とっとと歩き出しながら、最後に五月はこう言った。

 

「・・・いい?絶対に、一番そこで取りなさいよっ!」

 

言われるまでもない。

オレは一番を取って、そこでもらえる賞品を狙いあう事を、隆と進で約束しあっていたからだ。

後ろも振り向かず、五月は手だけ上げて答えた。

・・・それが、五月と会話をした最後だった。

その行為が、五月の友達としての最後のおせっかいだった事は、運動会の中距離で一番を取った時に解った。

千尋との仲直りの機会を、五月は与えてくれたって事・・・。

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