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口マンコと呼ばれ公衆便所化する彼女

この記事の所要時間: 730

「駐車場まで送るから」

「うん、ありがと」
 彼女は、いつもの彼女だった。彼女はホテルでシャワーを浴び、体に書かれた落書きを洗い落とした。彼女の胸元は少し赤くなっている。私は彼女をギュッと抱きしめ、何度かキスをした。彼女は男達に使われる時、キスをしていない。このことに私が気付いているということに、彼女自身は気付いているだろうか?「・・・さっき、ちょっと怒った?」彼女が私の目を見ながらそう言った。

「・・少しね」

「・・そっか、ごめんね・・・」

「・・もういいよ」

「・・・今度、二人でどっか行こうよ。」

「温泉?」

「うん!いいね!そうしよう!」

「じゃあ、探さなきゃね。」

「アタシね、行きたい温泉あるんだー!」

「え?決まってんの?(笑)」

「うん、すでに(笑)」彼女を駐車場に送るまでの間、こんな話をした。さっきまで見え隠れしていた彼女に対する怒りはすでに消えていた。だが、もしかしたら見えなくなっているだけで、実は彼女に対する怒りや不満、疑問は澱のように溜まっているのかもしれない。
 彼女の車を止めてある駐車場には、彼女の車の他に数台しか車はいなかった。だが、人影は見えた。4人の男。談笑する声が聞こえる。私はイヤな予感がした。車を駐車場に入れ、彼女の車の隣に止めた。向こうにいた4人組がこちらに歩いてくる。

「あれ・・」

「・・・うん、TさんとMさんだね・・」彼女も気付いた。さっき、彼女を口マンコと呼び、彼女の口で射精したTとMだ。その他に2人いる。私だけ車から降りた。

「おー!やっぱり○○くんじゃん!」Tが空々しく声をかけてきた。

「何でいるんだ?」私の声は冷静だった。

「○○くん、いい車乗ってんじゃんー。・・・いや、さっきの店の後、MI(彼女行きつけの店。この駐車場の近く)で飲もうと思ったんだけどさ、MI、今日休みなのさ、知らなくてさー、どうすっか、って言ってたんだよ。そしたら、ここに○○ちゃんの車あったからさ、戻ってくるかなーって思ってたら、やっぱり来たぁー!って感じ(笑)」

「・・嘘くさいこと言うなよ。待ち伏せだろ?」

「・・人聞き悪いなぁ、んなことないっつーの。なぁ、M?」

「えぇ、たまたまですよ、たまたま(笑)」

「○○は?」

「あ、あいつ帰った。ねぇ、○○ちゃん、降りてこいよー!」彼女は私の車から降りてきた。

「よ!さっきは、どーも!お疲れさん、顎、疲れてね?(笑)」Tはまだ少し酔っているようだ。彼女は黙っている。

「あれ?○○ちゃん、機嫌悪い?さっきの落書きは落ちたかなー?」Mが彼女に近づく。

「おい!」

「あ?・・分かったよ。別に何もしねーって。」

「そっちの二人、誰だ?」

「あ?あぁ、オレの運転手(笑)。後輩なんだけどな。足だよ、足(笑)」二人の男はニヤニヤこっちを見ている。

「この女っすか、さっき言ってたの?」

「口マンコには見えねーなぁ(笑)」

「あ?何だお前ら?」私の口から思わず言葉が出た。

「・・もう、あんまり変なこと言わないでくださいよぉ」彼女はTに向かって少し和やかに言った。

「変なこと言ってないよぉ、事実を言っただけ。こいつらが聞きたがるからさぁ。」

「いや、だってさ、Tさんが『口マンコ使ってやったぜ』とか言うからっすよ、そりゃ興味持つでしょ(笑)」Tは手にした缶ビールに口を付けながらこう言った。

「でさ、Mの勃起が収まらねーんだわ。○○ちゃん、もう一発抜いてくんね?」彼女の顔から一瞬笑みが消えた。しかしすぐに「えー、何言ってんですかぁ。もう,冗談ばっかりー」とニコニコと答える。

「いや、マジで。なぁ、M、勃起が止まらないんだよな!」

「ホントっすよ、マジでさっきの口マンコ思い出しちゃって。もう一回しゃぶってくださいよー、○○ちゃん」

「お前ら、それが目的で待ち伏せてたんだろーが!」私の言葉はTとMに向けられた。

「おいおい、怒るなよ。さっき、咥えたんだからもう一回やったって同じだろ?」

「そうそう、ほら、こんな格好でしゃぶったんだから」とMがiPhoneを私に見せた。そこには上半身裸の彼女が男子トイレで跪き、Tの股間に顔を埋めている画像があった。

「おい、いつ撮ったんだ!」

「あはは、まぁ、何となく」

「ふざけんなよ、てめぇ・・・」私がMの胸ぐらをドンっと押すと、Mはフラフラと後ろに下がった。

「怒るなっつーの。消すからよ、ちゃんと消すよ。こういう画像はヤバいからな。何かあったときの証拠になっちゃうからな。・・・ま、消すけど、消す前にしゃぶってくれよ、なぁ、○○ちゃん」Mはニヤニヤしている。ムカつくヤツだ。Tが「○○ちゃんがもう一回口マンコすれば、ちゃんと消すからよ。オレも約束するって。ここにオレも写ってんだぜ?○○くんも見切れてるけど写ってるし。こういうヤバいのは消すから、心配するなよ。」彼女は黙って聞いている。

「ふざけんな。今、すぐに消せ。」

「だからぁ、○○ちゃんが口マンコしてくれたら、消すっつーの。」

「おい、脅迫のつもりか?調子に乗るなよ」

「おい、調子に乗ってんのはテメーだろ・・・」後ろの二人が話に割り込んでくる。

「Tさんが優しく話してりゃいい気になりやがってよぉ、てめえ、何様だ?お?」

「あ?テメーこそ誰だよ。」

「おい、おい、アンタそんなに強いの?こっちは4人だぜ(笑)」

「・・・そういう問題か?」私は頭に血が上っていた。完全に怒りが理性を上回っていた。
「・・・いいですよ・・口ですればいいんですよね・・・」彼女が言った。

「お?さすが、飲み込み早いねえ。」Tが彼女の方を向いた。

「・・口ですれば、その画像消してくれるんですよね。」

「あぁ、もちろん、約束するって。マジで」

「ダメだって、そんなこと信じられないって。」私は彼女に言った。

「・・ううん、大丈夫だよ。ちゃんと消してもらおうよ。○○くんが操作して画像消してくれればいいんだよ。ね。大丈夫だから」

「・・・」

「そうそう、彼女の言う通り。画像は○○くんに消させるから、な、M?」

「あぁ、いいっすよ、それくらい。」

「ね?○○くん、大丈夫だから・・・Mさんのを口ですればいいんですよね?Tさんも?」彼女は明るい様子でそう聞いた。

「あぁ、オレはいいや。」Tは答える。

「オレはいいけど、この二人が何て言うかなぁ(笑)」後ろの二人がヘラヘラ笑っていた。

「え?」

「そう、3本(笑)。何?3本じゃ足りない?どうしてもっつーなら、オレも出すけど(笑)」Tが彼女をつつきながら言う。

「いやー、マジで口マンコ使えるんすか。ラッキー!」

「足になって良かったなぁ(笑)」二人はすっかりその気だ。

「何言ってんだよ!おい!ふざけるのもいい加減にしろ!」私の声は夜の駐車場に響いたはずだ。

「は?お前がしゃぶるわけじゃねーんだから、グダグダ言ってんなよ。ねぇ?○○ちゃん?いいよねー??」彼女は一回下を向いて、それから「・・・はい、いいです・・・ちゃんと画像消してくださいね・・・」と言った。

「おーし!決まりっ!じゃあ、どこでやるか!?」Mが周りを見回している。

「・・○○ちゃん、いいよ、こんなの放っておいて帰ろう。」私は彼女の手を引いた。

「ふざけんなよ。邪魔すんな。帰るんなら一人で帰れ」Mが私の腕を掴んだ。私がMをにらむ。

「・・ね、大丈夫だから。一緒にいて。ね?」彼女は私の手から優しく自分の手を抜いた。

「あそこでいいじゃん」Tが指差したのは、駐車場に隣接する駅の外トイレだった。終電はすでに終わっており、駅のロータリーにもタクシーは一台もいない。終電の終わった駅はとても静かだった。

「また便所っすか?(笑)」Mが笑っている。

「○○ちゃんはザーメン便器なんだから丁度いいだろ?(笑)」

「うわっ!マジでザーメン便器とか言ってる!Tさん、それ酷くないっすか?(笑)」

「あはは、いいんだよ、ね?○○ちゃん」

「・・・・」

「よーし、じゃあ移動!」彼女は男3人に腕を掴まれ、引きずられるように駅のトイレに向かった。その後をTと私が付いて行く。

「変なことするんじゃねーぞ・・・」私は歩きながらTに言った。

「あ?変なことしにイクんだっつーの。まぁ、挿入はしねーから、心配すんなよ。口で出すだけだって。」Tは缶ビールを飲みながら歩いている。

「どっちに入るんすか?」男の一人がTに聞く。外トイレは男女別れている。それぞれに扉はなく、目隠しの壁がある。

「男子便所だろ」彼女は先頭で男子トイレに入れられた。

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