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知人のご主人と不貞関係に発展するとは知らずに参加した二人だけのマラソン大会

この記事の所要時間: 839

 細田さんからメールが届いたのは、10時過ぎでした。今日一日の出来事を振り返り、これからのことを思い悩んでいた時でした。

今日は、お疲れ様でした。瞳さんとあんなに親密になれるなんて夢のような一日でした。今、僕の心は、あなたでいっぱいです。近いうちに食事にでも行きましょう。
由紀子ですが、熱も平熱に戻り体調も良くなったと言っています。ご心配なく。
では、また連絡します。

ああ、どうしよう。

私は、今日の自分の軽率な行動を後悔しながら、今後のことには触れず、マラソン大会に連れて行ってくれたお礼のみを返信しました。

 

 翌日、また細田さんからメールが届きました。予想どおり食事のお誘いメールでした。

今週の金曜日、由紀子さんが会社の忘年会で家を空けるので、夕食でも一緒にどうですか。という内容でした。

いろいろ悩みましたが、私が下した結論は、お受けするということでした。

 

 そして、金曜日の夕方。私の家の近くで待ち合わせをして、向かったのは、市内から少し離れた山の中腹にある夜景が窓越しに見えるイタリアンレストランでした。

「この前は、海の幸だったから、イタリアンもいいと思ってね。」

「素敵なお店ご存知なんですね。」

由紀子さんとは、来たことがないのだろうと思いながら答えました。

細田さんにお酒をすすめられましたが、一人だけ飲んで酔ってしまうわけにもいきませんので、それぞれディナーのセットメニューを注文しました。

デザートのアイスクリームをいただき店を出たのは、8時を少しまわった頃でした。

そして駐車場から出て車が向かったのは家とは逆の方向でした。ドライブでもするのかな?と思っていたのですが・・・。

 

 10分ほど走ったでしょうか、車は交差点を左に曲がりました。さらに坂をしばらく上ると、ピンクとグリーンのネオンラインが白壁からに浮かんで見える建物が見えてきました。

「瞳さん、いいですよね。」

細田さんが、呟きました。

先に見える建物は、明らかにラブホテルでした。私は、なんて答えたらいいのか分からず無言でいました。

車はそのまま進みました。ウインカーの音が暗い車内に響きます。そして建物へと続く門をくぐり、一階の駐車スペースに入って行きました。

「じゃ、入りましょうか。」

細田さんはそう言うと車を降り、私が座っている助手席のドアを開けました。そして私が車から降りると、細田さんは私の腰に腕を回し部屋へと続く入口へ進みました。

 

 食事に誘われた時点でこうなることを全く考えていなかったわけではありません。でもそれが現実になろうとしているのです。

狭い廊下を進み、部屋の入口のドアを開け細田さんに続き私も中に入りました。さらに先のスリガラスの扉を開けると、薄暗い部屋の奥に二つの枕が並んだダブルベッドが小さなダウンライトに照らされていました。

「ベッドといい照明といい淫靡な雰囲気に満ちているね。」

細田さんは、そう言いながらジャケットをハンガーに掛けました。

「そうですね。こういう所ですからね。」

私もショートコートとスカーフをハンガーに掛けながら答えました。

 

 細田さんは、私に近づき、そして抱き寄せ当然のように唇を合わせてきました。

さらに抱きしめる力が強くなり二人の体が密着します。細田さんの舌先が私の唇を通り抜け奥まで差し込まれてきました。意識を持った生命体のようにうごめく舌に、私も舌を絡め返し求めに応じていました。

そして二人は、そのままベッドに吸い込まれるように倒れ込み抱き合いながらキスを続けました。細田さんの舌が私の唇から離れ、首筋へと移り舌先がなまめかしく動き回ります。さらに、私のカーディガンのボタンが外され、ブラウスのボタンも・・・。

 

 細田さんの指先が私のブラジャーを下から押し上げ、長い指と手のひらで乳房が包み込まれました。

「アッ、ア、アン・・・、だめよ・・・。やっぱり私達、こんなことしちゃ・・・。」

「もう、後戻りできないよ。あの日からずっと、こうなることを思い続けていたんだから。」

そして、ずらされたブラジャーから露出した乳首を細田さんは唇で含み、強く時には優しく吸い上げ、さらに舌先で刺激を与え続けます。

 

 気が付くと私のスカートのホックが外され、引き下げられていました。さらに手が、パンティーのウエストからゆっくりと入り私の茂みを指先でなぞります。

「瞳さんのここ薄いほうだね。後でゆっくりと見せてもらうね。」

「恥ずかしい・・・、そんなこと言わないで。」

さらに下に進んだ指先が私の割れ目をとらえ、クリトリスを刺激します。

「アッ、アッ、感じちゃう!!」

 

 そして、パンティーストッキングとパンティーが一気に下ろされ、下半身を覆う物がなくなってしまいました。

細田さんは、私の太腿をつかみ、大きく開くのです。

「アッ、いや~~・・・、恥ずかしい!!」

「瞳さん、良く見えるよ。」

「ねえ、恥ずかしいから、細田さんも脱いで。」

「そうだね。瞳さんだけこんなかっこうじゃね。」

そう言うと、細田さんはベッドから降り、シャツのボタンを外し始めました。私もベッドの上で、ボタンが外されたカーディガンとブラウスを脱ぎ、乳房の上に押し上げられたブラジャーのホックを外しました。そして細田さんに背中を向け待ちました。

 

 ベッドがきしみ、細田さんの気配を感じます。後ろから抱きしめられ、乳房を揉まれ、うなじに舌が這います。そして耳元でささやきます。

「瞳さん、俺の、もうこんなになっているんだよ。」

そう言うと私の手を掴み自分のペニスを握らせたのです。それは、熱く、硬く、年齢を感じさせない強い雄のものでした。

 

 再び、細田さんは私の太腿を大きく開きます。

「じゃあ、さっきの続きだよ。」

そう言うと、私の下半身に顔を近づけて来ました。

「アッ、だめよ・・・、私、シャワー浴びてないの!」

でも、私の言葉は聞き入れられず、細田さんの舌先が私の十分に潤った割れめをとらえました。

「瞳さんのオマンコおいしいよ。」

「アッ、アン・・・、だめよ・・・。」

しかし、久しぶりに味わう舌の感覚に私は陶酔し、エクスタシーの波に身をまかせていたのです。

 

 やがて、細田さんの口が私の下半身から離れました。そして、私を強く抱きしめ唇を求めてきました。その激しいキスに応じるように私も舌をからめ返しました。

私の下半身にペニスの先が触れます。そして、それは膣口をとらえ先が中に入って来ました。

その時、私は我に返り、思わず腰を引いてしまいました。避妊のことが頭をよぎったのです。

 

「ねえ、ごめんなさい・・・、ゴム付けて。」

「えっ、付けるの?」

「いやでしょ?でも、私まだ生理あるの。万が一のこともあるから・・・、お願い。」

私は、枕許にあるコンドームを細田さんに渡しました。

 

「これを付けているときの、しらっとした雰囲気ってなんだかね。苦手だよ。」

細田さんはそう言いながらも袋から中身を取り出し付けてくれました。

そして私から太腿を大きく開きました。細田さんの下半身が近付いてきます。膣口にペニスの先が触れました。

あぁ・・・、入ってくる・・・。

 

 でもペニスの先は、潤った私の中に入ろうとせず、ただ割れめをこするだけなのです。

ねえ・・・、なんで意地悪するの・・・。

「瞳さん、欲しいの?」

細田さんは、ペニスの先をこすりつけながら囁きます。

「もう・・・、そんなこと知りません。」

私は、そう答えるしかありませんでした。

「じゃ、入れるね。」

 

 ペニスが膣口からゆっくりと膣壁を押し広げ入ってきました。

「アッ・・・、ア、アン・・・。」

久ぶりのセックス。久しぶりに味わう膣内がペニスに満たされている感覚。何だかサイズも調度いい。硬さもいい。すごくいい!!

「瞳さん、いいよ!!あの日からずっと早くこうなりたいと思っていたんだよ。」

細田さんは、満足の表情でゆっくりとした腰使いで私に刺激を与え続けます。そして、私の乳房が押しつぶされそうになるほど強く抱きしめ唇を求めてきます。

あぁ、この密着感いいわ!!二人の体が一つになっている感覚がたまらないんです。

 

 細田さんの腰使いは、徐々に大きくなってきます。そして私の反応を楽しむかのように時おり強く奥まで差し込んできます。

そして、バックから・・・。そして、私を上にし、下から激しく・・・。

その時、私の体は女の喜びの壺を知り尽くした熟年男性のテクニックに完全に酔わされていたのです。

 

 細田さんは、再び私を仰向けにし、太腿を大きく開き、ペニスを膣口にあてがい、愛液で潤った私の中に差し込んできました。そして、私を見下ろしながら大きく抜き差しを繰り返します。

さらに、乳首を強く吸われ、舌を絡ませた激しいキスが続き、快感の頂きへと続く波が何度も押し寄せます。私は、その波に貪欲に身をゆだねていたのです。

どの位、時間が経過したのかさえも分からなくなっていた私でしたが、やがてクライマックスが訪れました。

「アッ、ア、アン・・・、いいわ・・・。」

「瞳さん、もういきそうだよ。」

「私も・・・、いっちゃうわ!!」

 

 細田さんは、私を強く抱きしめ、腰をさらに強く打ち付けてきました。

さらに、ペニスが奥深くまで差し込まれ、私は動けないほど強く抱きしめられました。そして、腰の動きが止まるのと同時に精液が放たれている動きが膣内に伝わってきたのです。

終わった後も細田さんは私を抱きしめ、乳房を触りながら優しいキスを続けます。

その時私は、穏やかな余韻を味わいながらもこれからのことを考えていました。

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