出会う前と後で私が知らなかった肉欲体験の全てを告白する彼女
この記事の所要時間: 約 17分2秒
何かを飲まされたのは確実だったが、彼女は特に変化を感じなかった。しかし、フェラチオしているといつも以上にその味や匂いを強烈に感じるように思った。
『はぁ、はぁ・・オチンチン・・なんかすごい熱い・・・いっぱいお汁出てる・・・』彼女はべちょべちょ・・・と口の周りを唾液とガマン汁で汚しながらチンチンをしゃぶった。
「おぉ、気持ちいいぜ・・やっぱり効くな、これ」フェラチオさせている男がニタニタしながら彼女のフェラを味わう。
「どうだ?美味いか?」チンチンを咥えている彼女の頭を撫でながら聞くと、彼女は「・はぁ、はひ・・美味しいれす・・・」と竿の中程までを咥えながら答えた。
『はぁ・・なんかいつもと違う・・・オチンチン・・・すごく舐めたくなってる・・・オチンチンの固さとか・・・匂いが・・すごい気持ちいい・・』彼女は、見知らぬ男達のチンチンを口に含みながら、その感触と味に快感を感じ始めていた。彼女がそれを薬の力だと言うことを知ったのは、しばらく経ってからのことだった。
「んあ!!」彼女の乳首を挟んでいるクリップが男の手で弾かれた瞬間、彼女はこれまで痛みを感じていた乳首に快感が走った。
「どうだ?乳首は?」
「・・んあ・・んあ・・」
「感じるのか?」
「・・は・・うぅ・・は・はひ・・」彼女は小さくブルブルと体を震わせた。乳首には痛みはなく、ただ無性に熱かった。
『乳首熱い・・なんかいつもと違う・痛くない・・もっと虐めてほしくなってる・・・』「もっと引っ張ってほしいか?あ?」
「・・・んあ・・はぁ・はひ・・んあああーーー!!!いやあーー!!」男が彼女の乳首をギューと引っ張ると、彼女は痛みではなく乳首に疼きを感じた。
『あああ・・・だめぇ・・乳首・・気持ちいい・・・うぅ・・』「こうだろ??」
「あああっっーーー!」男が乳首を弾くと、彼女は喘ぐ。
「ほら、口が空いてんだろ?これ入れろよ!」
「んあうぅ・・はぅ!!!っふあうあーーー!」
「『もっと引っ張って』って言えよ!おら!」
「あうあうあう・・・ひぃ・・んふ・・・はぅ・・もっと・・乳首、引っ張って・・・引っ張って・・んんんーーー!!ああああっーー!!」男が乳首を引っ張り、捏ね、抓る度に彼女は全身に電気が走るように感じ、声を上げた。明らかにいつもの刺激とは感じ方が違う。
『だめ・・だめ・・・気持ちいい・・これ・・だめ・・気持ちよすぎる・・・』彼女はだんだんと判断力が鈍っていた。そして、マンコがすごく熱くなっていることに気付いた。
「もっとしゃぶれよ!テレビに映ってるみたく、エロいこと言いながらしゃぶれって!」
「はう・・はう・・おチンポ、美味しい・・・おチンポ、美味しいのぉ・・・はぁ、はぁ・・・ああんぅ・・・ああ!!!乳首、取れちゃう・・・いやあああーー!引っ張ってぇぇ・・うう・・いああやっーー!!おチンポ、おチンポ・・・しゃぶらせてえぇ・・・んああああ!!!」
「美味しい・・おチンポ、すごく美味しいの・・はぁ、はあ・・うぅ・・ああーーー!!乳首だめ!だめ!!!取れちゃう!とれちゃうのぉぉーーー!!」
「あはは、こっちも効いてるな(笑)」男は笑っている。彼女がチンチンを咥えてしゃぶっている間、一人がいつの間にかビデオカメラを手にしていた。
「おい、こっち向け!」カメラのレンズが彼女の顔の前に突き出された。
「ほら、レンズ見ろ!」彼女は思わずレンズを見た。もう自分が撮られていることなど、どうでもよかった。
「どうだ?チンポ美味いか?レンズ見ながら答えろ!」
「んあぁ・・はう・・はぁ、はぁ・・はひ・・おチンポ美味しい・・このおチンポ、すごく美味しい・・・」彼女は目に涙を浮かべながら亀頭を咥え頬をすぼめながら答えた。
「お前の口は誰のチンポでも咥えるんだってな?」カメラを回している男が彼女に聞いた。
「はひ・・はひ・・アタシは誰のおチンポでもしゃぶるんですぅ・・・」
「チンポ好きか?」
「・・はひ・・おチンポ大好き・・はひ・・・」
「旦那以外のチンポをしゃぶるなんて、淫乱な人妻だな、おい?」
「はひ・・アタシは淫乱なのぉ・・・おチンポしゃぶってたいのぉ・・んあ・・んあ・・・」彼女は舌を伸ばし、その上にチンチンを擦り付けながら答えた。カメラは彼女のフェラ顔を映している。
「チンポ、顔に擦り付けてみろ」
「・・はひ・・こうれす・・か・・」彼女は棒を持つようにチンチンを握り、それを自分の唇、頬に擦り付けた。
「もう一本も同じようにやれよ」
「・・んぅーー、はひ・・」彼女はもう片方の手にもチンチンを握り、2本同時に顔に擦り付け始めた。
「嬉しいだろ?2本同時で?」
「・・はぁ、はぁ・・」
「チンポ、どうだ?」
「・・おチンポ、おチンポ・・熱いです・・・太いの・・すごく・・これ・・あぁ・・はぁ・・気持ちいい・・おチンポ、気持ちいい・・・」
「あはは、レンズの向こうの視聴者にメッセージだ『おチンポ好きの○○○(彼女の名前)は、大好きなおチンポ顔に擦れて嬉しいのぉ』ってさ!」彼女は2本のチンチンを握り、頬に擦り付け、レンズを見つめながら言った。
「はぁ、はぁ・・・おチンポ顔に擦れて嬉しいのぉ・・おチンポ大好き・・アタシ、○○○はおチンポ大好きの淫乱人妻なのぉ・・・」
「あはは!!最高だぜ!マジで!!!じゃあ、3本まとめてしゃぶってくれよ!」
「はひ・・はひ・・3本、お口に入れたいです・・んうーー」彼女の顔は涎と先走り汁でベトベトになっていた。
「オナニー見せろよ!自分でマンコほじれ!」
「・・はぁ、はひ・・」彼女は仰向けになって、足を大きく開いた。そして、右手に持ったバイブをマンコにゆっくりと挿入し、そのスイッチを入れた。
「あうあうぅ・・うぅ・・う・・気持ちいい・・オマンコ・・・気持ちいい・・・オマンコの中で・・動いてる・・・うぅ・・」ヴーンヴーン・・とバイブがマンコをかき混ぜる音がする。
「ほら、レンズに向かって言えよ!」
「・・あうん・・・オマンコ・・バイブで気持ちいい・・」
「『もっと見て!』て!」
「ぅぅ・・もっと見てぇ・・・オマンコに入ってるバイブ・・・気持ちいいところ・・もっと見てぇ・・あううう・・ああ・・あっ・・だめ・・出ちゃいそう・・あうううう・・あうあうう・・ああああああ・・出ちゃう・・あああつ!!」ジョボジョボ・・と彼女のマンコからオシッコが流れ出た。
「あうあうあう・・・」彼女は小刻みに震えている。
「あはは、自分でマンコにバイブ突っ込みながら、小便もらしたぜ!今のもちゃんと撮れてたからな。マニアにはたまらんな(笑)」
「何だよ、この女(笑)」
「あう・・あう・・・」
「ほら、カメラ見て言えよ!」
「はぁ・・はう・・あう・・オマンコ気持ちいい・・オモチャのおチンポ・・・オマンコ・・の中・・かき混ぜるの・・・うぅ・・う・・・気持ちよくて・・オシッコ漏らしちゃったの・・うあう・・うぅ・・・」カメラは涎を垂らしている彼女の顔をアップで映している。
「ほら、褒美だ!」
「んぅぅ・・」彼女の口にチンチンが突っ込まれ「レンズ見ながらしゃぶれ!」と言われると、彼女は口をチンチンで塞いだままレンズを見つめた。レンズを見つめたままモグモグと口の中でチンチンを味わう。
「あは、いい目してるぜ。変態の目になってるな・・見られながらしゃぶるの好きだろ?」
「・・はぁ・・はひ・・おチンポしゃぶるの見てもらえて嬉しいの・・・もっとしゃぶるから、見て・・・おチンポ、もっとしゃぶらせて・・おマンコ弄りながら・・おチンポ、お口に入れてたいのぉ・・んう・・んうぅ・・」そういうと彼女は亀頭を口に咥えた。
この時の彼女は、淫猥な行為に耽る変態そのものだった。
彼女はこれまでにない快感を得ていた。自分がしていること、発した言葉はちゃんと理解していた。しかし、体の疼きは抑えることが出来ず、彼女はただただ体の快楽のままにチンチンをしゃぶり、マンコとアナルにバイブを入れていた。
口の中は熱く、チンチンを咥えるとその圧迫感が心地よく感じた。チンチンの味や匂いが気持ちよかったし、ガマン汁の苦みやしょっぱさが美味しく感じた。マンコのビラビラを触るだけで全身に電気が走るように感じたし、マンコの中がバイブで塞がれると、マンコの中が一気に熱くなり、どこを擦っても気持ちよかった。乳首にぶら下がっているクリップを男の手で弄ばれると、乳首が取れるような感覚があった。それらは全て彼女の脳に直結しているような快感に繋がっていた。やはり薬のせいだった。
「のど乾いたろ、これ飲め!」
「んあぁ・はあ・・はあ・・」彼女はしゃぶっていたチンチンから口を離し、グラスに注がれている烏龍茶らしきものを飲み干した。ゴボゴボ・・と口から冷たい飲み物が溢れる。この中に薬が入っていることは明らかだったが、彼女は喉の乾きをガマン出来なかった。烏龍茶を飲み、さらにフェラを続けた。口の中でビクンビクン動くチンチンの舐め味や感触全てが気持ちよかった。すでにマンコからは液体が溢れ続け、時々は失禁をしながらフェラを続けた。布団はビチョビチョで、部屋の中は彼女の尿の匂いが充満している異様な光景だった。
「あふ・・あう・・気持ちいい・・・気持ちいい・・」彼女は自分に向けられたカメラのレンズを見つめながらオナニーをしている。
「視聴者の皆さんに、今の気持ちを言ってみろ!」
「あうあう・・気持ちいいの・・オマンコ・・気持ちいいの・・・見て・・オマンコ見て・・ここにおチンポ入れるの・・・」
「お前のマンコは便所なんだろ?」
「・・はう・・○○○のオマンコ、お便所なの・・誰のおチンポでも入れていいの・・・はぁ・・はぁ・・オマンコの中に精子出してもらうの・・・このオマンコ・・皆で使って・・・うぅ・・はう・・・」
「やべー、マジでキテルな(笑)」
「こんなに効いたっけ(笑)。狂っちゃったか?(笑)」男達は笑っている。彼女は異常なくらいに興奮し、体中から液体を噴き出しながらオナニーをする手を止めなかった。
結局、彼女はこの夜、一晩中、使われた。
4Pをした。3本の熱く固くなったナマのチンチンを咥え、舐め、しゃぶり、その感触を繰り返し味あわされた。濡れ開いたマンコに挿入されたままアナルにもナマのチンチンを入れられた。下半身が埋められ、お腹にグリグリとした感覚をもったまま、喘ぐことを許されないかのように口にもチンチンを咥えた。3人が3人ともそれぞれ使っている穴に射精した。マンコにもアナルにも口にも射精された。その後、マンコとアナル、口からネットリとし白濁した精液を垂らしながら、彼女は一人ずつとセックスをした。
「犯してやるからな、ザーメンを体の中に溜めておけよ!」先ほど出された精液の匂いが彼女をさらに狂わせた。そして2人が彼女の口の中に射精した。彼女は精液を飲むことが出来ず、口の中に射精された精液を嘔吐きながら吐き、そこに次のチンチンを咥えさせられた。口の中に残った精液を、次のチンチンがグチョっ、グチョ・・とかき混ぜ、彼女はさらに嘔吐き、涙目で男達に訴えた。
「・・はぁ、うぅ・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・もう勘弁して・・おえぇ・・ぐぅ・・もうダメです・・ごめんなさい・・おぇ・・うぅ・・もう・・入れないで・入れ・・んあうぅぅ・・!!」男達は彼女の訴えを笑い飛ばし、泣きながらフェラチオし、マンコを犯される様子をカメラに収めていた。男達は射精すると部屋を出て休憩したり、タバコを吸ったが、彼女は自分の小便で濡れた布団の上に放置されたまま、代わる代わるマンコと口、アナルを使われた。
「・・もう・・やめて・・ごめんさない・・勘弁・・して・・うぅ・・もう・・うぅぅ・・あぅ・・あうぅぅ・・・」彼女は途中、さらに薬の入った烏龍茶を飲まされた。3杯目を飲んだ後の彼女はもはや彼女でなかった。意識はあったが、体の感覚が自分のものとは思えないくらい敏感になっていた。自分の涎を啜りながらのフェラ、男に唾を吐きかけられながらのフェラ、チンチンをマンコに入れたまま失禁し、アナルにチンポを入れたまま失禁した。マンコ、アナル、口の3穴同時姦の最中も失禁したし、彼女はマンコから溢れる自分のオシッコ臭い精液を自分の指で掬い、それを舐めさせられた。自分の小便の匂いとヒンヤリする感じの中でマンコとアナルにナマチンポを挿入され、その小便の染みに顔を押しつけながらバックからマンコとアナルを交互に犯された。彼女の全身からは異様な匂いがしていたが、それでも彼女はマンコの疼きを止められなかった。薬が彼女を狂わせていた。男達が彼女を使うことに飽きるまで、彼女は陵辱され続けた。
男達は布団の上でうつ伏せに倒れている彼女を引き起こした。
「おら、こっちこい!」風呂場に連れて行き、浴室の床に仰向けに寝かせた。
「おい、便所、生きてるか?(笑)」
「・・・はい。」彼女は虚ろな表情をしていた。
「お前、さっき小便飲める、って言ってたな」
「・・・。・・はい。」彼女は仰向けに体を丸めたまま答えた。その彼女を3人の男が囲んだ。
「ほら、口開けろ。小便かけて飲ませてやる。」その言葉を聞いたとき、彼女は全てを諦めた。
「・・・ん・・はい・・」彼女は目を瞑り、口を開いた。
「カメラに向かって自分で言え、『小便かけてください。変態の○○○に小便かけてキレイにしてください』ってな。終わったら、口に入った小便を全部飲め。飲んだら、カメラを見ながら『小便、美味しかったです。ありがとうございました。』って言うんだ、いいな?」男は彼女に言った。彼女の顔にレンズが向けられた。彼女はレンズを見つめながら言った。
「・・ん・・○○○にオシッコかけてください・・○○○にオシッコ飲ませてください・・・変態の○○○をオシッコでキレイにしてください・・・・・・ん・・んんんーーーっ!・・・・げほっ!!ごぼっ!ごぼっごほっ!!んぐぐぅううーーーーーーーーー」男達3人が仰向けに寝ている彼女に向けて一斉に放尿した。彼女の口の中に小便が注がれ、彼女は「ごぼっごぼっ、ごぼぉぉぉ、げほぉぉ・・げぼっぉ」と咳き込み、小便を吐き出した。彼女の顔、胸、恥丘など全身に向けて小便がかけられ、浴室は一気にビール臭い小便の匂いが拡がった。
「あはは、ほら口開けて飲んでみろよ!」
「マンコ開けー!ザーメンを洗い流してやるよ!!」
「あ?どうだ?小便かけられるのは?マジで便所だな、お前!(笑)」
「・・・げほ・・げぼぉ・・ごほぉ・んぬぅうう・・んんん・・」放尿が終わると彼女は口を閉じ「・・んぐぅ・・」と言いながら誰のものか分からない小便を飲み込んだ。それはとても臭いものだった。口の中から鼻にかけて苦みやしょっぱさやイヤな匂いが一気に抜けて、彼女は吐きそうになった。
「ほら、レンズ見ながら言え!」男の一人が彼女の顔にカメラを近づける。
「・・んぐ、おえぇ・・うぅ・・はぅ・・はぅ・・・ごちそうさまでした・・オシッコ、美味しかったです・・ありがとうございました・・・んげぇ・・うぐ・・・」彼女の頬には涙が流れていた。
「口開いて、このチンポを舐めてキレイにしてくれよ!」
「・・はい・・」全身から小便を滴らせながら、彼女はさっき放尿したばかりのチンチンを咥えた。口の中は小便臭く、口内に入れたしょっぱいチンチンに舌を絡めた。それは苦い味がした。放尿した3人のチンチンを口で掃除させられた彼女は、男達がシャワーを浴びた後、一人で体を洗った。シャンプーで頭を洗っても、石けんで体を洗っても、小便の匂いが取れた気はしなかった。彼女は先ほどまでの興奮が嘘のように一気に疲労を感じた。初対面の男、前川が彼女を貸し出した男達にマワされるならまだしも、小便まで飲まされた。信じられない出来事が怒濤のように彼女を襲った夜だった。彼女は時間をかけて何度も落書きをされ、小便をかけられた体を洗い、口を漱いだが、男達の匂いは取れなかった。
『アタシ・・・お便所だ・・男の人のオシッコ・・体中にかけられて・・・飲んだんだ・・・オシッコ、飲まされて・・アタシ、それを飲んじゃったんだ・・』
部屋に戻ると、そこには前川がいた。
「お、ご苦労さん。お前、すげーことしてたみたいだな。この部屋、すごいぜ、匂いが(笑)。この人たち、小便マニアだからさ、仕方ねーけどな。」前川は笑っていた。
「ちゃんとマンコとアナル、使ってもらったか?」
「・・はい・・・」彼女は自分の服に着替えていた。その表情はやはり虚ろなままだった。
「あはは、ま、いい映像が撮れたよ」男がタバコを吸いながら笑った。
『そうだった・・・撮られてたんだ・・・』彼女はその言葉に全身から力が抜けていく想いがした。
「そうですか。まぁ、余計なとこに出さないでくださいよ。こいつだって、生活があるんですから(笑)」前川は冷静だった。まるで、撮影があることを知っているかのような口ぶりだった。
「まぁ、そうだな。オレたちの顔も出てるからな。ネットで顔にモザイクかけて公開するくらいか?あ、この穴の顔にはモザイクかけられないな。小便かけられて歪む顔がマニアのハートを直撃だからな(笑)・・しかし、前川、こいつ、普通の生活できねーだろ?すげーイってたぜ、いろいろな意味で」
「うーん、まぁ、仕方ないっすね。な?これからも色々なところに貸し出すからな。色々なこと覚えられるぜ(笑)」
「・・・はい・・」彼女はそう言うのが精一杯だった。
彼女は前川のクルマで宿をあとにした。助手席に座り、窓の外をボッーと眺めていた。少し頭が痛い気がする。全身に疲労感がある。気分は悪くはなかったが、特に何も考えられないような気分だった。前川は彼女のクルマを止めてある駐車場に彼女を降ろすと「また連絡するからな。楽しみに待ってろよ、便所女(笑)」と去っていった。彼女は自分のクルマのドアを開け、運転席に座った。
『・・・何か眠いな・・疲れたのかな・・』彼女は、そのまま運転席を倒して寝てしまった。
コン、コン・・とクルマの窓を叩く音がした。彼女は目を覚ます。
『あれ?寝ちゃってた・・・』コンっコンっ!と再び窓を叩く音がする。彼女はボッーとしたまま窓を見ると、そこには二人の若い男が立っていた。彼女は少し窓を開けた。
「ねぇ、ねぇ、何で寝てんの?」やはり男の声は若かった。
「・・・」彼女は未だ頭がぼんやりとしていた。
「ねぇ、ねぇ、そんなところで寝ると風邪ひくよ。時間あるなら、一緒にカラオケ行こうよ!」男はニコニコしながら窓の隙間から彼女に語りかけている。
『・・何だろう?この人・・?』彼女は窓をさらに少し開いて「・・いいです・・ただ寝てただけなんで」と答えた。
「えー?マジで?寒いよ?風邪ひくよ?一緒にカラオケ行こうよー」と男が嬉々として話している。
「・・・」彼女は窓を閉めた。
「ええっーー!そんなぁ!!」男達の声が聞こえた。何となく、彼女はドアを開けた。
「お!いいじゃん!行こう!行こう!」半分開いたドアを抑えながら男がニコニコしている。この時の彼女は、正常な判断が出来ていなかった。やけっぱちになった訳ではなく、ただ、話しかけてきた男達に対してドアを開けたほうがいいかな、と思った程度だった。
「・・カラオケ?」
「そうそう、そんなとこで寝てたら喉かわいたでしょ?何か飲もうよ?ね?」
「・・うん、いいよ」彼女はクルマを降りた。
正常な時の彼女なら、深夜に声をかけてくる男達なんかに対して、絶対にドアを開けなかっただろう。しかし、この夜の彼女はドアを開けた。彼女は「ノーマル」な行動のボーダーが狂わされていた。
見事なまでの人身売買だな。
ヤバすぎ!